・カロリー計算ができるようになる
・コミュニケーション能力のアップ
毎日限られた人員の中で、多忙な業務をこなしている栄養士のみなさん、お疲れ様です。
日々の忙しさのせいで、ライトに「栄養士をやめようかな」と思うこともしばしばあると思います。
しかし、栄養士をやっていてよかった!と思うこともたくさんあるのです。
そこで今回は、実際に私が日常生活で役に立った栄養士業務についてお話しします。
栄養士業務での経験が日常生活で役に立ったこと
調理スキルが格段にアップする
調理業務をこなしている人なら、調理スキルは必ずアップしています。
大量調理と家庭での調理はやや異なりますが、効率よくスピーディーに仕上げるための段取りを考えるのは一緒。
私は学生時代一人暮らしをして自炊をしていましたが、それでも段取りが悪く、2品作るだけでも1時間近くかかっていました。
入社後も段取りが悪く、調理員さんに「若いお嬢さんだからねぇ…」と嫌味を言われる始末。
それが1~2年もするとちゃんとこなせるように。
家庭でも1時間で4品以上は作れるようになるので、時短が必須の主婦になってからもとても役に立ちます。
結婚後、お姑さんにも嫌味を言わせる隙を与えませんよ!
パッと見でエネルギーの計算ができるようになる
日々献立を立てながら調理業務もこなしていると、食事を見ただけで何となくカロリー計算ができるようになるのです。
それが何の役に立つの?と思うかもしれませんが、ダイエットをしているときや、妊婦健診の前(体重が増えすぎると注意される)などに役立ちます。
大手外食チェーンなどではエネルギー表示がされていますが、それ以外の飲食店ではほとんど見かけませんよね。「前日食べすぎたから、今日はちょっとセーブしよう…」なんてとき、食事を見てエネルギー計算ができたら、意外と役に立ちます。
対人スキルがアップする
どこの厨房も個性の強い人ばかり。特に女性が多いので、日々トラブルが起こりがちです。
仲裁役や陰口を言われる立場を経験すると、いろんなことがあっても少々のことでは動じない精神力を身に付けられるのです。
(もちろん傷付いたり、辞めてやる!と思ったりすることもありました)
強烈な職場を経験するほど、転職したときに「どんな職場でも前よりはマシ!」と思えることができます。
プライベートでも、新しいコミュニティに入ったときに、うまく渡り歩く方法が自然と身に付いていますよ。
新卒の頃の純粋さは失われたな、と思うこともありますが…。
毎日厨房でいろんなことがあって参るかもしれませんが、それもいつか役に立つときがくるのです。
まとめ
料理は家事の必須業務。
調理に関するスキルを身に付けておいて、損することはありません。
また、対人関係も鍛えられるので、プライベートでのトラブル対応や、どんな職場にいっても適応しやすいのも強みです。
毎日献立作成や発注、書類作成、カンファレンス…など目まぐるしく働いていると思いますが、必ずどこかで役に立つときがきます!
無理せず日々の業務を頑張りましょう。