【体験談】給食会議、どんなこと話したらいいの?

【体験談】給食会議、どんなこと話したらいいの?

給食会議、どんなこと話したらいいの?

給食や食事提供のある施設では、月に1回給食会議がありますが、みなさんは今の給食会議に満足していますか?

「給食会議で何を話していいのかわからない。」
「給食会議の内容は今月の行事食の日程とメニューの紹介だけ。」
「〇月〇日の食事が冷たかった、熱かった。味が薄い。といった食事の感想やクレームしかない!」
「会議の際にまとめて言わないで気づいたときに言ってほしい…。」

など思うことがたくさんあると思います。

私自身も、「給食会議、これでいいのかな。もっと有意義な会議ができたらいいのに。」と思っていました。

今回は、私が実際に給食会議で行ったことや改善策についてお話していきます。

周知することの大切さ

まず食事に関しての要望は、気が付いたときに些細なことでもすぐ連絡してもらえるように会議の中でお願いをしました。
出た要望の中で、すぐに対応できることは優先して対応し、対応に時間がかかるときはなるべく早めに報告することで改善していきました。
周知の必要性があると思った内容に関しては、給食会議で報告することを心がけましょう。

給食会議で「何か困っていること、改善してほしいことありませんか。」と確認しても、中々意見をもらえないことが多かったです。
そんな時はこちらから、食事提供のルールを再度説明し、必要に応じてルールを見直すことで先導することができました。

福祉施設では介護職員の入れ替わりが多く、食事提供のルールを理解していない職員も多くいますので、給食会議で再度周知することはとても大切です。
実際に私が勤めていた施設では、配膳直前の急な食事変更が減り配膳ミスも減りました。

給食会議に対しての考え方

給食会議は意見交換や相談をする場所

業務のなかで、これでいいのかなと疑問に思ったことや気になったことは給食会議で相談するようにしましょう。
意見交換や相談する場だと考えるようになったら、気持ちがラクになりました。
給食会議は多職種の職員が集まる場なので、様々な視点からアドバイスがもらえるんです。

「行事食の献立案を提案して、給食会議でメニューのアドバイスをもらいたい」と提案したことがあります。
給食会議でこの献立でいいですかと聞いても、すぐに回答できないから、事前に献立案を教えてほしいとの意見がありました。

給食会議の1週間前に給食会議の資料として、献立案を各フロア、看護師、理学療法士、事務など給食会議に参加する部署に配布しました。
給食会議では献立のダメ出しされるけれど、アドバイスももらえました。

こちらから一方的に伝えるのではなく、会議の参加者全員を巻き込むことで、意見が活発になりアドバイスがもらえます。
次の給食会議では、どのアドバイスを実施したのか・良かった点・改善が必要だと感じたことを給食会議で報告しました。

課題をあらかじめ決めておく

給食会議の議題をあらかじめ1年分決めてしまう方法もあります。
1年目は議題を考えるのが大変なのですが、2年目以降は議題を全て入れ替えなくても問題ないと思います。

食中毒予防、水分補給についてなど議題は大まかでいいと思います。
議題に基づいて資料作成し、会議では資料を基に説明する。
1年目は大変ですが、2年目以降は少し変更すればいいので少し楽になります。

まとめ

給食会議の方法や議題に決まりはありません。
決まりがないから、これでいいのか不安になると思います。
今の給食会議に不満がある方は、この記事をひとつの例として参考にいただけると嬉しいです。

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