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【栄養豆知識】復職しやすい?栄養士の産休・育休について

    2020.05.14
    【栄養豆知識】復職しやすい?栄養士の産休・育休について

    ズバリ!栄養士は「復職しやすい資格」になります!
    特に「育休・産休」には理解がある会社が多いです。
    では、具体的に「なぜ復職しやすいのか?」を見ていきましょう!

    栄養士の復職はしやすい?

    栄養士は一度退職したり、育休・産休などを挟んでも復職しやすいと言えます。
    栄養士が復職しやすい理由は4個!

    1. 求人が多い(特に委託給食会社などの民間企業)
    2. 仕事内容が変わらない
    3. 経験者が優遇される
    4. 資格が強みになる

    それでは、1つづつ詳しく見ていきましょう!

    求人が多い(特に委託給食会社などの民間企業)

    栄養士業界は、基本的に求人が多いです。
    なぜなら働く場所も多ければ、働く人も多い業種だからです。
    特に委託給食の場合は、常にどこかの会社が募集していると言ってもいいくらいです。
    そのため、一度退職をした後でも、経験者として復職し働きやすい業種といえます。

    また、正社員でなくても契約社員などの雇用体系を相談できる会社もあります。
    産休・育休後に、「やっぱり正社員を続けるのは厳しい…。」となった時に、時間の余裕を持てる契約社員という選択も可能です。
    「正社員のまま子育てができるの?」と不安な場合は、雇用体系の選択ができる職場に就職・転職するのも一つの選択肢としておすすめです。

    仕事内容が変わらない

    栄養士業界は、流行などが無く基本的な仕事内容は同じです。
    その為、特別な勉強などが必要ないため復職しやすいといえます。
    特に栄養士として調理現場で働いていた方は、現場によって多少の違いは出てきますが、どこに復職してもすぐに仕事に慣れることが出来るでしょう。

    経験者が優遇される

    経験者はどこの業界でも優遇されるものですよね。
    特に優遇される経験は

    • 1人で厨房作業を行える
    • 発注・検品なども1人で行える
    • 献立作成をしたことがある
    • 病院などの3食あるシフト現場の場合は、朝番や遅番の締め作業など全て経験済み

    上記の様に現場作業が出来る方は、復職しやすいと言えます。

    これが、管理栄養士になると少し話しが変わります。

    管理栄養士の場合

    管理栄養士だと、現場を経験していたことにプラスして、

    • 栄養指導の経験があるか?
    • 食札の管理はできるのか?
    • 食育の経験があるか?
    • 衛生管理の経験はあるか?

    と言った、就職先で必要になる技術が出てきます。
    例えば、管理栄養士だけど現場ばかりで、栄養指導や献立作成の経験が無い場合は、直営の病院へ転職の復職は難しくなります。

    逆もしかりで、現場を全く知らない管理栄養士は復職はスムーズにいくかもしれませんが、働きだしてから現場とのギャップで苦労する事もあります。

    資格が強みになる

    復職しやすいのは「栄養士」という資格の性質にあります。
    栄養士は、生活に密に関わりがあり、学校を卒業しないと取得できないので信用度も高い資格です。
    そのため、栄養士という資格は復職にはかなりの強みになります。
    なぜなら、生活に密に関わる仕事は、世の中にはたくさんあるからです!

    例えば、食堂・仕出し屋・食品管理・衛生管理・食品開発などなど、食に関わる仕事は身近にとてもたくさんありますよね。
    栄養士を持っていれば、復職の際には幅広い選択肢を手に入れる事が出来ます。
    それでは、お次は、「産休・育休」にスポットを当てて、復職のしやすさを見ていきましょう!

    栄養士の産休・育休について

    栄養士は産休・育休を取りやすい職種です。
    理由は2個!
    1. 女性が多い業界だから
    2. 仕事内容が変わらない

    女性が多い業界だから

    栄養士業界は女性が多いので産休・育休には、特に理解があります。
    例えば、男性ばかりの営業職だと、産休・育休は申請しにくいもの。
    しかし、女性が多い栄養士業界は「産休・育休」は当たり前です!
    特に、「民間の委託給食会社」や「公務員」の場合は、多くの方が産休・育休を取得し仕事に復帰していきます。
    女性が多い職場のため、産休・育休がないと女性に嫌われてしまいますよね(笑)

    さらに、社員以外でもパートの方も女性が多いので、仲良しのパートさんの場合は、自分の孫の様に生まれてくるのを楽しみにしてくれることもありますよ!
    産まれてからも、出産後の大変さを理解してくれる先輩や上司・パートさんも多いので育児の相談などもしやすい職場も多いです。

    しかし、まれに職場によっては産休・育休に理解が無い職場もあるかもしれません。
    そんな時は、思い切って「転職」もありです!大ありです!
    もし、今働いている会社が産休・育休が取りにくそうな会社なら、産休・育休に理解のある会社に行って、ストレスなく子どもの事を考えられる環境を目指しましょう!

    仕事内容が変わらない

    栄養士業界の仕事は、基本的に流行などがありません。
    細かな決め事・書類・作業のチェックの仕方は変わることがあっても、根本的な仕事内容が変わる事は少ないですよね。
    その為、産休・育休後に仕事内容がガラッと変わる心配がありません。
    これが、流行があるIT業界などでは産休・育休後に浦島太郎状態で、仕事に慣れるまで時間がかかってしまうかもしれません。
    しかし、栄養士ならば、ちょっと時間があればすぐに仕事になじむことが可能です。

    まとめ

    栄養士は、復職しやすい資格です!
    特に「育休・産休」には理解がある会社が多いので、安心して子どもと向き合えます。
    今回は、栄養士の復職についてでした。
    今後、結婚・出産を考えている方の参考になれば幸いです!