【採用担当者必見】就職・転職活動をするうえで決めてとなった会社のアピールポイントとは?

【採用担当者必見】就職・転職活動をするうえで決めてとなった会社のアピールポイントとは?
・正確な情報を提示する
・メリット・デメリットを隠さない
・ミスマッチの発生を防ぐ

就職・転職活動をするうえで決めてとなった会社のアピールポイントとは?

就職・転職をするうえで、決め手となった会社のアピールポイントはどんなポイントがあるのでしょうか?
働き方改革が叫ばれる昨今、労働者が最も重視するポイントというのは、百人いたら百通りになりつつあるのかもしれません。

終身雇用が当たり前だった時代は終わりを告げ、転職・フリーランスも当たり前な時代となった現代。
就職を望む人は、何をきめて決め手としているのでしょう?では早速、お話を進めてゆきます。

新卒が企業選定で重視するポイント

新卒者が企業選定で重視するポイントは、「業務内容」「給与」「勤務体系」であると考えます。

業務内容は、「この会社で何ができるのか」「先輩はどんな働き方、活躍をしているのか」という具体例があるとより自分の働き方や働く姿をイメージできるようになり、「この会社で働きたい」という夢や希望に繋がります。

給与・勤務体系では、休日も重要な項目です。「給与より休みを充実させたい」「とにかく高い給与を得たい」等、優先順位は様々ですが、就業に対する考え方の差は非常に大きくなっていると感じます。
応募者にとって生活をしていく為にも切っても切り離せない部分でもあるので、正確な給与体系を掲載することは非常に大切です。

社会人経験が無い学生が就職活動をする際は、企業ホームページ、インターンシップ、OB訪問等によって得られる情報収集が大半となります。
少ない情報から自分の理想とマッチングさせるのは非常に難しいことで、就職への個々の意識の差は大きいのも実情です。
この現場で管理栄養士として働きたいという想いの強い学生は、自らの信念を持ち、一直線に就職に向き合う傾向が強いと感じています。

一方で、なんとなく管理栄養士を目指す学生は、内定が出た会社に就職するという傾向もまだまだ見受けられます。
企業説明会や、採用試験の際、どんな働き方をしたいか。自分はこの仕事を通じてどうなりたいか?という理想とゴール設定の場や意見交流の場があると、お互いの理想と現実が明確化し、ミスマッチの発生を防げるのではないか?とも考えます。
少子高齢化の進行に伴う人材不足で悩む企業も多い中、管理栄養士・栄養士の現場での離職率も低くはなくせっかく、入社した人材が辞めていくという実情もあります。
企業の特性(長所はもちろん苦しい部分&そこから学べる技術や、社会経験、知識、メリット)も含めたオープンな開示が学生から信頼を集めることになるのではないでしょうか。
また、OBとの交流ができると、より具体的な仕事像が理解でき、離職も防げるのではないでしょうか。
また、やる気に満ちて就職しても、アフターフォローが不十分な環境に苦しみ、志半ばで退職をしていく新卒者も多いのも実情なようです。
新卒に対する十分なフォロー体制があるというのも非常に魅力になると感じています。

個人が重視されるようになった現代。何を求めるかが明確な会社は魅力的

転職が当たり前になり、私たちが働く理由も働き方も千差万別となった現代。
1日の多くを過ごすことになる会社という場所。現代では、私のニーズを満たしてくれる会社はどこなのか?という目線で選ぶ人も多くなっているのではないでしょうか。
「勤務体系」「兼業・副業の可否」「給与体系」「福利厚生」「フリーランス対応はあるか?」何を重視するかも、千差万別であると考えます。

自社が求める人物像の具体例

【例】病院勤務〇年以上。+α病床〇〇〇数の管理能力がある人。〇〇の業務必須。栄養指導〇〇件以上の実績と経験。〇〇を大切にして、勤務できる方 等、より具体的な記載があると、転職者も自分の能力と見合うかという冷静な判断ができるようになり、無駄な転職活動も防げるのではないかと考えます。詳しい内容を記載することは非常に面倒でもありますが、面倒だからこそ、より正確な内容が求められるのではないかと考えます。
また、この企業で得られるメリット・デメリットも明確な記載があると信頼が増すと感じています。

例えば、メリットを書き連ねる会社は非常に多く、デメリットや不利になる部分を記載する会社は少ないと思います。しかし、そのデメリットも+αでここは非常に厳しい部分ではありますが、こんな経験が得られ後にどう生かすことができるという具体的な提示があると安心と信頼が深まり、厳しいと理解した上での就業希望に繋がるので離職率の低下にも繋がると考えます。

転職者の場合は、多くの場合前職からの改善や、ステップアップを図るために転職をする人が多いのではないでしょうか。
自社の特徴、業務内容はもちろん、大切にしている信念などが明確な企業は、非常に魅力的です。
また、職場見学があると、実際に自分の目と五感を使い体感することができるので、勤務像をイメージしやすく、確信を持った転職活動に繋がると考えています。
 自社の内情や雰囲気を知ってもらう努力は、必要ではないかと考えます。そして、お互いにミスマッチのない転職活動となるような双方の努力も重要であると考えます。

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