【体験談】働きやすい会社と働きにくい会社。その違いって何?

【体験談】働きやすい会社と働きにくい会社。その違いって何?

アルバイトやパートタイマー、派遣・契約社員、正社員などさまざまな働き方があるのですが、どんな働き方でも会社に入ってみて、
「毎日楽しく仕事ができる!」
という方もいれば、
「なんだか仕事に行くのがしんどい、嫌だな。」
と思う方もいらっしゃると思います。

今回は何故、そういった感情に分かれるのか、働きやすい会社と働きにくい会社では何が違うのかについてお話していきます。

そもそも働きやすいってどういうこと?

働きやすい、働きにくいということに関しては、人間関係であったり、給与待遇、福利厚生など、人それぞれその基準は違うと思います。
ただ結局は『職場環境』が大きく関わっていると思います。
ではその職場環境とは、私たちの働きやすさにどう関わってくるのかについて考えていきましょう。

働きやすさと働きにくさに関わる職場環境

人間関係

人間関係は何よりも大切であると言えます。
会社での仕事は一人でしているのではなく、組織で動いています。
どれだけ自分の好きな仕事でも、周りの人とうまく付き合えなければ仕事が進まなくなったり、失敗してしまうこともあるかもしれません。
上司の言うことは絶対だ!とか、変に年功序列の考え方が根付いているのではなく、全員がお互いをよく知り、お互いに尊重し会えるような雰囲気ができている職場で、同期、先輩、後輩誰もが発言しやすい人間関係を築くことが大切です。

教育制度の有無

マニュアルや規則が統一されており、スキルや知識を学べる環境が整っていることも大切なポイントです。
例えば新入社員が上司以外の先輩に相談ができるような環境があるのが理想的ですが、統一された規則やマニュアルがあれば、相談される側にとっても自信を持って応じることができ、誰もが同じ意識で働くことで、仕事もスムーズに進みます
新入社員が仕事に慣れるスピードも早くなってきます。
逆に統一された規則やマニュアルがない場合には、教える側、相談される側も答え方に悩んだり、それぞれが自己流にやってしまうと作業に統一感がなく、遅れが出てしまう可能性もあります。

チャレンジできる雰囲気がある・新しい考え方に柔軟に対応できる

規則やマニュアルにのっとって仕事を進める中で、もっとこうした方が良いのではないか?もっと効率よくできるのではないか?と、疑問や提案が出てくることもあると思います。
しかし、「自分はまだ新入社員だから」「先輩方に意見しづらい」など、雰囲気的に言いづらかったり、変に遠慮して言えなかったりするとせっかくの提案も意見も伝わりません。

職場全体が新しい考え方に柔軟に対応ができ、誰もがチャレンジできる雰囲気であると、そういった心配もなく、お互いに意見を出し合えるようになります

福利厚生が整っている

福利厚生とは、企業が従業員に対して通常の賃金・給与にプラスして支給する非金銭報酬のことで、法定福利と法定外福利に分かれます。

法定福利
健康保険・介護保険・厚生年金・雇用保険・労災保険・児童手当拠出金など、会社が負担してくれている各種社会保険料のことをいいます。

法定外福利
会社が独自に労働者に対して提供するもので、人材の確保・維持、勤労意欲の鼓舞を目的としています。
通勤費用、社宅、家賃補助、健康診断、育児休暇、慶弔見舞い、個人年金、持株会、財形貯蓄制度など様々なものがあります。

勤める会社にこれらの福利厚生が整っていると、保険などの月々の支払いが全額実費の個人事業主とは違い、会社が一部負担します。
また、生活の中で大きな割合を占めるであろう、通勤費や家賃などを補助してもらえる事も大きなメリットです。

福利厚生はなぜ大事?

福利厚生が十分に整っていなければ、働きに行くための交通費がかかってしまったり、産休・育休などがなければ、子育てで夫婦の片方に負担が偏ったり、それが原因で衝突したりといった事に繋がる可能性もあります。
ライフワークバランスが取れるという意味でも、福利厚生が整っていることは重要です。

育休、産休など、主に女性のためのものと思われがちですが、男性でもこの制度が使えれば、一定の日や期間、給与をいただきながらも家族との時間を作ることができます
会社に出れば、家族とは離れますが、普段から支えてくれている家族のために使える福利厚生があるというのも重要なポイントです。
独身の方でも、会社によっては資格取得の補助制度があるような会社もあるので、自分自身のスキルアップにも役立ちます。

評価・理由がはっきりとしている

仕事に評価は必ずついてきますよね。評価次第で昇進や昇給が決定されたり、働く私たちにとってもとても影響の大きい部分です。
この評価がもし、ちゃんと働いていたのに下げられていたり、理由もなく変に評価されているなど不公平に行われていたら、仕事に対するモチベーションも下がり、やる気も出なくなってしましませんか?
きちんとした評価がなされ、理由が明確であることも働きやすさのためには重要です。

まとめ

働きやすい会社と働きにくい会社の特徴についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
あなたの職場は働きやすいと言えますか?
全てが自分の好きにできる仕事は存在しないと思いますが、これまでお話ししてきたポイントを考えて、自分や職場の人で改善していけることがあれば良いですね。
もしどうにもならないという場合には、職場を変える検討をするのも良いかもしれません。
是非一度、ご自身の働きやすい、働きにくいについても振り返り、考えてみてくださいね。

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