【体験談】みんなどんなことに悩んでいる?新人栄養士のよくある悩みと解決法

【体験談】みんなどんなことに悩んでいる?新人栄養士のよくある悩みと解決法

みんなどんなことに悩んでいる?新人栄養士のよくある悩みと私の解決法

春から栄養士としてお仕事される方もいらっしゃるでしょうか。
楽しみももちろんあるかと思いますが、不安も伴いますよね。
新人栄養士のよくあるお悩みや、それに関する解決法をご紹介します。

他のスタッフとの関わり方に悩む

社員食堂でも、病院でも、福祉施設でも、どの職場でも悩みとしてよくあるのが「スタッフとの関わり方」です。
栄養士って、その場所に一人、もしくは少ない数名というパターンが非常に多いです。
社員食堂であれば、多くのパートや調理師と数名の栄養士。病院でも一番多いのは調理場のパート、もしくは看護師や医師。
福祉施設でも厨房のパート、調理師、介護職員などが人数としては多く、少人数の栄養士は、どの職場でも他の職種と上手に関わることがスムーズに業務を進めるには必須になってきます。
しかし、新人で職場に入ると同じ職種が少ないので、他の職種にどのように関わったらいいかわからない・・・という壁に直面しやすいのです。

他職種のタイムスケジュールを把握するようにする

栄養士は各職場で人数が少ないため、他職種の協力を得ながらの業務は必須です。
そのため、他職種とのコミュニケーションをとることが大切です。
他職種のタイムスケジュールを把握し、コミュニケーションをとるために関われるタイミングがいつなのか把握しておくと良いでしょう。
タイミングを間違えて他職種が忙しい時間に話をしに行ったりしてしまうとイメージが悪くなり、周りのことを見ていない、協調性がないととらえられやすいので注意が必要です。

一人職場の場合、業務を誰に聞いて覚えたらいいのかわからない

委託給食会社であれば、他事業所の栄養士や本部に問い合わせをしたりすることで業務関係の事は解決することができますが、福祉施設や、小規模の病院だと、栄養士が一名ということは珍しくありません。
そうなると、業務をどのように進めていけばいいのか、業務の進め方について・知識について問題がないか等、誰に聞いたらいいのか悩むことが多々あります。

研修などに積極的に参加し、他職場の栄養士と関わりを持つようにする。

おすすめは栄養士会、行政主催、企業主催などの研修・講習会に参加することです。
そういった会には同業の栄養士が多く集まります。そして、多くの方が自分の職場でのやり方を誰かに話し相談したい、情報交換をしたいと思っています。
ぜひそういった場へ足を運び、席が近くなった栄養士さんに積極的に声をかけてみましょう。
研修によっては、違った種類の職場に勤めている栄養士仲間に出会うことができ、自分と違う場所の職場での問題などを知ることもできます。
(例えば、福祉施設に勤めていても病院栄養士からの情報を聞けたら日ごろの業務に活用ができるかもしれません。)
そういった場で知り合えると、後日電話などで新たに情報交換ができたり、地域連携もしやすくなったり、メリットが多く生まれます。

栄養士としての知識のアップデートをどのようにしていけばいいかわからない

日々の業務で、栄養指導、給食管理などしていると、大切になってくるのが知識のアップデート。
古いガイドラインや食事摂取基準、衛生管理の基準で業務を行い続けてしまうと、監査等で指摘されてしまう可能性もあります。
しかし、職場には栄養士は一人、もしくは少数なので、情報をキャッチしにくいのが現実です。

日本栄養士会に入会する

日本栄養士会のホームページでは、これから管理栄養士になりたい方向けのページや、先輩管理栄養士からのメッセージ、さらに栄養に関する資料を閲覧することができます。
また、入会することで毎月栄養に関する情報が豊富に掲載された冊子が届いたり、研修も会員価格で参加することが可能です。
年会費が発生しますが、管理栄養士として働いていれば役立つ情報をたくさん手に入れることができます。

管理栄養士・栄養士専用のソーシャルネットワークを利用してみる

最近は管理栄養士・栄養士専用のソーシャルネットワークサービスがあります。
管理栄養士・栄養士の仕事上でのお悩みを投稿し、他のメンバーがお悩みの解決策を投稿するといった掲示板も設置されています。
また、実際にそれぞれの職場で提供している行事食などを投稿できるコーナーなどもあります。
最近はそれだけでなく、無料で栄養科計算を行うことができたり、管理栄養士・栄養士の求人の掲載があったり、各サイトでサービスが充実してきています。
上記に記載した他職場の管理栄養士・栄養士と交流する時間がない方などは、このようなソーシャルネットワークサービスを利用して情報交換をすることも可能になっています。
しかし、ソーシャルネットワークサービス特有の誹謗中傷も稀に発生することもあるので、上手に利用することがポイントになってきます。

いかがでしょうか。新社会人になり、環境も大きく変わる中で、仕事で悩みを抱えることは珍しくありません。
しかし、そんな悩みを前向きに捉えて考え、対策をしたり、解決するために知識を蓄えたりすることで、着実に成長することに繋がっていきます。
ピンチをチャンスだと思い、仕事に取り組んでいきましょう。

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