・派閥に属さないようにする
・悪口は別の話題でかわす
厨房は女の園!上手に渡り歩く方法
中には厨房スタッフみんな仲が良くて、和気あいあいとしている職場もあることでしょう。
そんなところにお勤めの方に、このような話をしてすみません。
しかし、私の経験上から言うと、女性が多い厨房は何かしらトラブルが起きることが多いのです。
そこで、どうしたら心穏やかに過ごせるのか、上手に渡り歩くためのヒントをお伝えします。
ストレートな物言いは波紋を呼ぶことも
栄養士や管理栄養士は年齢に関係なく、立場的に上に立つ人になります。
全員と仲良くして、穏やかに業務を行いたいのですが、そうはいかないのが事実。
厨房スタッフの多くが年上なので、新しく入ってきた若い栄養士に指図されるのは、癪に障る人もいるのです。
そのため、新卒の人もある程度経験を積んだ人も、上から目線で指示するのはおすすめできません。
「学校で習ったことと違う!前の職場と全然違う!」と思っても、ストレートに伝えると波風が立ってしまいます。(時にはストレートに伝える必要もあります)
「嫌われても業務ができれば関係ない」という強い人もいますが、環境が変わるまでずっと針のむしろに立たされているのは、大きなストレスに。
そこで、できるだけ柔らかい物言いや、ちょっと褒めてワンクッション置いたあとでお願いすると、言われた人もあまり嫌な気分になりません。
立場上むずかしいこともあると思いますが、円満に業務を回すことができれば、自然に職場全体の雰囲気も良くなります。
相手の気持ちになって上手く誘導し、スムーズに業務を進めることを心がけましょう。
派閥に入らない
厨房内で派閥ができていることも。
栄養士がどこかの派閥に属してしまうと、よりトラブルになりがちです。
特定の誰かと仲良くしたり、力のある人にすり寄ったりするのは反感を買うことになりかねません。
あくまでも中立的な立場を貫く方が、無難でしょう。
「あの人、八方美人ね」なんて声が聞こえてくるかもしれませんが、仕事だからと割り切ることが大切です。
悪口に対しては別の話題でかわす
女性が集まると、いつの間にか悪口で盛り上がっている…という場面を見かけませんか?
残念ながら、どんなに年を重ねてもなくなることはありません。
「○○さんっていつもトロいわよね!あなたもそう思うでしょ!?」なんて同意を求められても、「そうですね」と同意をするのはNG。
そんなときのかわす方法として、「そうなんですか~。そういえば、最近できた○○って店に行きましたか?」など、別の話題にすり替えること。
何度も続けていると、この人に悪口言っても盛り上がらないからつまらない、と思われるはずです。
まとめ
ただおいしい給食を作りたい、栄養士業務をしたいと思っているだけなのに、否応なく人間関係のトラブルに巻き込まれることも。
なるべく心穏やかに過ごすためにも、「ストレートな言い方は避ける」「中立的な立場を貫く」「悪口に乗らない」の3つは大切です。
また、仕事が早くできるように努力することも、標的にならないためには必要。
一筋縄ではいかない栄養士業務ですが、患者様や利用者様の笑顔のために頑張りましょう!