栄養士会って入るべき?
栄養士会に入会していますか?「会費が高いし、休みを削って研修会に参加するのはちょっと…」なんて思う人もいるでしょう。
しかし、栄養士会にはたくさんのメリットがあるんです!
今回は、私が栄養士会に入会してよかったと思ったことを中心にお伝えします。
私が栄養士会に入ったきっかけ
短大や大学を卒業する際、栄養士会入会についての案内をもらったのを覚えていますか?
恥ずかしながら学生だった私は「入会金と年会費を合わせたら1万円以上するの!?高っ!」と思い、入会することすら考えていませんでした。
入会することになったのは、医療機関に転職してからです。
関連施設の先輩に「栄養士会に入った方がリアルタイムな情報を得られるし、もしもの時の保険になるよ。」と言われ、入会を決めました。
結論!入っておいて損はない!
栄養士会に入ってよかったかと聞かれると、答えは「Yes」です。
やはり、日々情報は更新されていくので、ぼんやり毎日の業務をしているとあっという間に置いていかれてしまいます。
とは言え、毎日忙しいのに自分で情報収集をするのは難しいものです。
そこで栄養士会に入っておくと、職務領域にあった情報を研修会で学べるだけでなく、毎月会報誌が送られてくるのでそこでも情報を得られます。
自分自身の成長のためにも、常に学ぶ姿勢は大切です。
効率よく情報をアップデートするためにも、栄養士会に入っておいて損はないと思います。
ただし、研修会の多くが土日に開催されるので、シフト制の職場の人は参加しづらいことも。
貴重な土日休みを研修会に費やすのはもったいないと思うかもしれませんが、そこで得た情報は必ず自分自身の成長につながるので、無駄にはなりませんよ。
手に入れられるのは知識だけじゃない
最初にすこし触れましたが、栄養士会に入ることは“もしもの時の保険”になるのです。
栄養士会に入会するのと同時に、栄養士賠償責任保険に加入されます。
自分のミスで起きた事故によって、患者様や利用者様が命を落とすような事態がおきた場合、その保険が賠償してくれるのです。
やはり、食は命に直結する場面も多いので、万一のことを考えておくことも必要かと思います。
また、知識だけじゃなく、他の施設の栄養士とつながりができるのもメリットです。
分からないことがあったときに質問ができたり、意見交換をしあったりすることで、よりよい給食管理や栄養管理ができるでしょう。
まとめ
栄養士会は会費が高いのがデメリットですが、それ以上に多くの学びや恩恵にあずかれます。
もちろん、栄養士会に入らなくても自分で学んだり、つながりを作ったりすることは可能です。
しかし、それが正しい情報なのか判断したり、人脈を広げるのに苦労したりするかもしれません。
効率よく学びや繋がりを作るためにも、この機会に栄養士会に入会してみませんか?
ちょっと違うと思ったら、退会するという手段もあります。なので、気軽に栄養士会入会を考えてみてくださいね。