【レシピ公開】栄養士がそっと教える子供たちのためのおやつレシピ

【レシピ公開】栄養士がそっと教える子供たちのためのおやつレシピ
・子供たちのためのおやつレシピ
・おやつに含まれる栄養素

子供たちはおやつが大好きです。
生まれてから母乳を飲んで離乳食を食べ、大人と同じような食事を摂るようになるとだんだんとおいしいものがわかってきます。
おやつ=甘いものと思われがちですが、おやつには子供たちの1日の栄養素を補うといった大切な役割があります
そのため、おやつは甘いだけでなく、食事とのバランスを考える必要があります。
今回は、子供たちのために食べさせてあげたいおやつのレシピを栄養士である私が紹介します。

おやつレシピのご紹介

余ったカボチャで作るかぼちゃプリン

かぼちゃの煮物やお味噌汁を作る時ってどうしても使い切れません。
そんなかぼちゃを有効活用するにはおやつとしての役目を与えてあげると完璧です。
かぼちゃをプリンにするなんてめんどくさいと重いかもしれませんが、意外と簡単なんです。

材料 分量
かぼちゃ 150g
砂糖 25g
ゼラチン 5g

【作り方】
  1. 茹でたかぼちゃの種を取ります。(茹でるのがめんどくさい場合は、先に種を取ってから軽く水で洗ってラップに包んでレンジで柔らかくなるまで温めます)
  2. かぼちゃを濾します。まろやかさを出すためなので回数はお任せです。個人的には2,3回もすれば十分。(めんどくさい場合は鍋に入れてそのままよくつぶしちゃいましょう)
  3. かぼちゃに牛乳と砂糖を少しずつ入れます。
  4. 火にかけて沸騰させます。
  5. ここでゼラチンを入れてしっかり混ぜます。
  6. 耐熱カップに入れて2,3時間くらい冷まします。

【含まれる主な栄養素】

かぼちゃの魅力はなんといっても抗酸化ビタミンの代表格のβ-カロテンを豊富に含んでいることです。
実はそれ以外にもビタミンCもたくさん入っています。
また、食物繊維も豊富に含まれているため、ままにも嬉しい便秘改善効果が期待できます。
あと低カロリーなのも魅力の一つです。

野菜クッキー~人参編~

子供たちってどれくらい野菜を食べてくれますか?
昔からピーマンやニンジン、ナスは子供たちに苦手や野菜として知られています。
嫌いな野菜が一つでも少ないと嬉しいですよね。
そんな時は野菜を練りこむのに限ります。

材料 分量
人参1/2本 約80g
バター 50g
砂糖 30g
薄力粉 100g

【作り方】
  1. オーブンを180℃くらいに予熱します。
  2. 人参を細かくすりおろします。
  3. ボールにバターを入れてよく混ぜます
  4. 砂糖を加えてよく混ぜ合わせます。
  5. 人参を加えてよく混ぜます。
  6. 薄力粉を少しずつ入れながらさっと混ぜ合わせます。(この時にふるいにかけると良いです)
  7. 天板にクッキングシートを敷いて生地を好みの大きさになるよう形を整えます。(私は小さめが好きなので2cmの丸形にして暑さを5mm前後になるように成型します)
  8. オーブンで25分前後焼きます。

※人参をすりおろすのがめんどくさい場合は、人参パウダーが市販されています。買い物に行くとわかりますが、野菜パウダーは各種売っているため、手に入れば違う種類の野菜クッキーを作ることも可能です。

【含まれる主な栄養素】

人参はその色から緑黄色野菜に分類されます。
この色は、β-カロテンを多く含むため黄色から赤色になっています。
β-カロテンは、加熱処理によって体の吸収率が良くなると言われているため、加熱調理によって栄養素を持てあますことなく摂取できます。
カリウムという電解質(ミネラル)を多く含んでいるので、体にたまっている水分をおしっことして出してくれる作用もあるので、ままの足のむくみにも一役買ってくれます。

ヘルシー豆腐ドーナツ

子供たちってお豆腐きらいじゃありませんか?
お豆腐にはたくさんの栄養素が含まれているので食べてほしい食材の上位にランクします。
離乳食を食べているころはこだわりもまだないので用意をすれば食べてくれますが、おやつとして与えようものなら拒絶されてしまいます。
そんなお豆腐をおやつに使いたくて用意したのがこの豆腐ドーナツです。

材料 分量
木綿豆腐 200g
ホットケーキミックス 150g
砂糖 20g

【作り方】
  1. 豆腐の水分をしっかりと切ります。
  2. ボールにホットケーキミックスをと砂糖、豆腐を入れてよく混ぜ合わせます。(ホットケーキミックスにも十分味がついているので気になる方は、砂糖を入れなくても大丈夫です)
  3. 一口大に丸めます。
  4. 180℃の油に入れてきつね色になるまで転がします。

【含まれる主な栄養素】

豆腐は、体に必要なタンパク質と脂質を同時に取ることが出来る便利な食品です。
健康を維持させる食品としても注目されており、機能性食品とも呼ばれます。
お肉でもタンパク質と脂質を摂取することが出来ますが、一番の違いはそのカロリーの少なさです。
満腹感も得られやすいので、少量でお腹いっぱい食べた気持ちになります。

まとめ

おやつが嫌いな子供はいないですね。
子供の機嫌を取ったり、ご褒美にとおやつはとらえられがちです。
しかし、子供たちにとっておやつは、体に必要な栄養素を補うためのものでもあることを悪れてはいけません。
子供たちのことを考えると一日の栄養のバランスをしっかりと考えてメニューを考えてあげましょう。
決して無理をする必要はありません。
だっておやつは子供たちにとっても大人にとっても楽しいものですから。

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