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面接の志望動機で落ちない答え方とNG回避のコツ

面接の志望動機で落ちない答え方とNG回避のコツ

面接の志望動機で落ちない答え方とNG回避のコツ

面接で志望動機を聞かれたとき、「何を話せばよいのかわからない」と感じる方は多いのではないでしょうか。

志望動機は、面接でよく聞かれる定番質問の1つです。

特に転職活動では、これまでの職歴や退職理由、仕事選びの軸、今後のキャリアの方向性まで含めて見られるため、志望動機の伝え方によって面接官に与える印象が大きく変わります。

面接、志望動機、複数

なぜその会社を選んだのか、自分の経験や価値観とどのようにつながっているのか、入社後にどのように貢献したいのかを、面接官が納得できる形で伝えることが重要なのです。

志望動機に一貫性具体性があると、面接官から「この人は自社のことを理解している」「入社後も長く前向きに働いてくれそうだ」と判断されやすくなります。

一方で、どの会社にも当てはまる内容や、給与・休日・勤務地などの条件面だけに偏った志望動機では、入社意欲が十分に伝わらないことがあります。

また、転職者の場合は、前職を辞めたい理由と応募企業を選んだ理由に矛盾がないかも見られます。

この記事では、面接で志望動機が聞かれる理由から、評価される志望動機の作り方、伝え方、NG例、志望動機が思いつかないときの考え方まで、求職者の方に向けてわかりやすく解説します。

新卒の方だけでなく、転職者の方やブランクがある方、異業界・未経験職種に挑戦したい方にも使える内容としてまとめています。

面接での志望動機の回答に不安がある方は、この記事を参考にしながら、自分の経験や希望を少しずつ整理していきましょう。

目次

面接で志望動機が必ず聞かれる理由と企業が見ている本音

面接では志望動機が必ずと言ってよいほど聞かれますが、それは企業が自社を褒めてほしいからではありません。

企業が本当に知りたいのは、応募者がどのような考えで応募し、入社後にどのように働いてくれそうかという点です。

つまり、面接での志望動機は、単なる形式的な質問ではなく、入社意欲・企業理解・仕事への姿勢・長く働ける可能性を確認するための質問なのです。

応募者にとっては、自分がどのように会社に貢献できるのかをアピールする場でもあります。

企業は、スキルや経験だけで採用を決めているわけではありません。

たとえ経験が十分にあっても、仕事内容への理解が浅かったりすると、入社後にミスマッチが起きるかもしれないと判断されることがあります。

反対に、経験がまだ十分でない場合でも、志望動機に納得感があり、企業研究や仕事への意欲が伝われば、前向きに評価されるかもしれません。

面接官は、志望動機を通じて「なぜこの企業なのか」「どのような働き方を希望しているのか」「入社後にどのように貢献できるのか」を知ろうとします。

そのため、志望動機では、応募した理由だけでなく、自分の経験や価値観と応募企業とのつながりを伝えることが有効です。

面接官は志望動機から「長く働くか」を判断している

企業にとって、採用活動には多くの時間と費用がかかります。

求人掲載、書類選考、面接、入社手続き、教育研修など、1人の従業員を採用するまでには多くの工程があります。

そのため企業は、入社後すぐに辞めてしまう人ではなく、できるだけ長く安定して働き、職場に貢献してくれる人を採用したいと考えています。

面接官が志望動機を確認するのは、応募者がこの会社で働きたい理由を自分の言葉で説明できるかを見るためです。

たとえば、「家から近いから」「給与が希望に合っているから」「休日が多いから」といった条件面だけの理由では、他により条件のよい会社が見つかったときにすぐに離職してしまう可能性があると考えます。

もちろん、勤務地や給与、休日、福利厚生は、応募する側にとって働き続けるうえで欠かせない前提条件です。

ただし、面接で志望動機として伝える場合は、条件面だけで終わらせず、仕事内容や企業理念、職場環境、キャリアの方向性と結びつけることが重要になります。

たとえば、「自分の経験を活かせる仕事内容であり、長く専門性を高めながら貢献できると感じた」と伝えられれば、面接官は入社後の定着イメージを持ちやすくなります。

日本人男性30代が企業の面接で志望動機を話している様子。向かい側には男性・女性の面接官2名。応募者は真剣な表情で話し、面接官はメモを取りながら話を聞いている

「なぜこの会社なのか」が曖昧だと評価が下がる理由

面接官が志望動機で特に知りたいのは、数ある会社の中で、なぜこの会社を選んだのかという点です。

ここが曖昧なままだと、「他社でもよいのではないか」「求人条件だけを見て応募しているのではないか」と思われてしまうことがあります。

たとえば、「人の役に立つ仕事がしたいです」という志望動機は、一見妥当で前向きに感じます。

しかしそもそもの話、世の中の大半の仕事は人の役に立つものです。

逆に言えば役に立つからこそ、仕事として成り立っていると言えます。

そのため、そのままでは、応募企業ならではの理由としては弱く見えてしまいます。

同じように、「成長できる環境で働きたい」「社会に貢献したい」「安定した会社で働きたい」といった志望理由も、それだけではどんな企業にも当てはまる抽象的な表現といえます。

大切なのは、応募企業のどの事業・仕事内容・理念・働き方に魅力を感じたのかを具体的に伝えることです。

たとえば、「貴社の〇〇というサービスを通じて、利用者の生活を支えている点に魅力を感じました」と伝えれば、企業研究をしていることが伝わります。

さらに、「前職で培った〇〇の経験を活かし、貴社の〇〇業務に貢献したい」と続けることで、自分を採用するメリットも伝えやすくなります。

面接の志望動機では、企業を褒めるだけでは不十分です。

「その会社だから応募した理由」と「自分がその会社でどう役立てるのか」をセットで具体的に伝えることが、評価につながるポイントです。

面接の志望動機で合否を分ける重要ポイント

面接の志望動機で評価を分けるポイントは、主に一貫性・具体性・入社意欲の3つです。

この3つがそろっている志望動機は、面接官に「応募理由が明確で、入社後の働き方もイメージできる」と感じてもらいやすくなります。

志望動機に一貫性があるかどうか

志望動機では、これまでの経験、転職理由、応募理由、将来の目標が自然につながっているかが見られます。

特に転職者の場合は、これまでの仕事で得た経験や、転職を考えた理由があるはずです。

その内容と応募企業を選んだ理由がつながっていると、面接官に伝わりやすくなります。

応募者の話を聞きながら、面接官は「この人は自分のキャリアをきちんと考えているか」「今回の応募に納得できる理由があるか」を判断しています。

たとえば、前職で事務経験を積んできた方が、「より正確性や調整力を活かせる環境で働きたい」と考えて事務職に応募する場合、経験と志望動機が繋がっており一貫性を感じさせます。

一方で、転職理由では「人と関わる仕事がしたい」と話しているのに、志望動機では「黙々と作業できる点に魅力を感じた」と話してしまうと、面接官は違和感を持つでしょう。

このように、志望動機は単独で考えるのではなく、自己PRや転職理由、キャリアプランとあわせて整理することが重要です。

日本人女性20代後半が自宅のデスクで履歴書やノートPCを広げ、志望動機を考えながらメモを書いている様子

転職理由と志望動機がつながっているか

転職者の場合、面接官は「なぜ前職を離れたいのか」と「なぜこの会社を選んだのか」のつながりを重視します。

たとえば、「専門性を高めたい」という転職理由であれば、応募先でどのような業務に関わり、どのようなスキルを伸ばしたいのかまで伝えると説得力が増します。

「前職では担当できる業務範囲が限られていたため、今後は〇〇の経験を深めたいと考えています」と説明したうえで、「貴社では〇〇の業務に携われる点に魅力を感じました」とつなげると、自然な流れになります。

反対に、転職理由と志望動機が別々の話になっていると、面接官は「本当の理由は別にあるのではないか」と感じることがあります。

前職への不満がある場合でも、そのまま不満として伝えるのではなく、今後実現したい働き方に言い換えると良いでしょう。

過去・現在・将来の話に矛盾がないか

面接では、志望動機だけでなく、自己PR、職務経歴、転職理由、長所・短所、将来のキャリアプランなども聞かれることがあります。

それぞれの回答がバラバラだと、準備不足に見えたり、本当のことを言っていないと捉えられたり、志望度が低いように受け取られたりすることがあります。

たとえば、自己PRでは「チームで協力する力」を強みにしているのに、志望動機では「1人で集中できる仕事がしたい」と話すと、面接官は応募者の希望をつかみにくくなります。

もちろん、複数の希望や強みがあること自体は問題ありません。

ただし、面接で話す際にはなるべく主題を絞り、「過去にどのような経験をしてきたのか」「現在なぜ転職を考えているのか」「将来どのように働きたいのか」を、1本の線でつなげて話すことが大切です。

志望動機に具体性があるかどうか

面接の志望動機では、抽象的な言葉だけでなく、具体的なエピソードや企業の特徴を入れるとより伝わりやすくなります。

「魅力を感じました」「成長したいです」「やりがいを感じました」といった表現は使いやすいですが、それだけでは内容が曖昧で印象に残りにくいです。

面接官が知りたいのは、応募者が何に魅力を感じ、どのような経験を活かし、入社後にどのように働きたいのかという具体的な部分です。

そのため、志望動機を作るときは、「なぜそう思ったのか」「どの経験からそう考えたのか」「応募企業のどの点とつながるのか」を掘り下げて考えましょう。

抽象的な表現だけの志望動機が弱く見える理由

抽象的な志望動機は、面接官に「どの会社にも同じことを言っていそう」と受け取られることがあります。

たとえば、「社会に貢献したい」「人の役に立ちたい」と伝える場合でも、応募企業のどの事業や仕事を通じて、誰にどのように貢献したいのかまで説明する必要があります。

その気持ちはとても大切ですが、そのままでは大半の企業に当てはまってしまいます。

「前職でお客様対応を行う中で、相手の困りごとを丁寧に聞き取り、解決につなげることにやりがいを感じました」といった実体験を加えると、言葉に説得力が出ます。

さらに、「その経験を、貴社の〇〇業務で活かしたい」とつなげることで、応募企業を選んだ理由も伝わりやすくなります。

実体験や数字を入れると評価が高まる理由

志望動機に実体験や数字を入れると、面接官が応募者の経験を具体的にイメージしやすくなります。

たとえば、「前職で顧客対応をしていました」と言うよりも、「前職では月30件ほどの顧客対応を担当し、相手の状況に合わせた説明を意識していました」と伝えたほうが、経験の内容が明確になります。

事務職であれば、「1日100件程度のデータ入力を行い、ミスを防ぐために確認手順を工夫していました」と伝えることで、正確性や継続力をアピールします。

営業職であれば、「既存顧客への定期訪問を行い、課題を聞き取ったうえで追加提案につなげていました」と話すことで、提案力や関係構築力が伝わります。

このように、数字や実体験は、志望動機を気持ちだけで終わらせず、実際にどのように働ける人なのかを伝える材料になります。

数字を無理に大きく見せる必要はありません。

大切なのは、自分がどのような経験をし、そこから何を学び、応募先でどう活かしたいのかを具体的に伝えることです。

志望動機から入社意欲が伝わるかどうか

志望動機では、条件が合っていることだけでなく、「この会社で働きたい」という前向きな気持ちが伝わることも大切です。

面接官は、応募者の言葉や話し方から、入社意欲や主体性を見ています。

たとえば、仕事内容や企業理念について具体的に触れながら、「これまでの経験を活かして貢献したい」と伝えられると、前向きな印象につながります。

一方で、「採用していただけるなら頑張ります」「学ばせていただきたいです」といった表現だけでは、受け身に見えてしまいます。

謙虚な姿勢や学ぶ意欲は大切です。

しかし、面接ではそれに加えて、自分から仕事に向き合い、会社に貢献したいという姿勢を示すことが求められています。

「入社したい」と言葉にする重要性

面接では、遠回しな表現だけでなく、「御社で働きたいと考えています」と明確に伝えることが大切です。

特に近年では、応募者は同時に複数の企業を受けていることが当たり前です。

そのため面接官は、本当に自社への志望度が高いのかを確認しています。

そのため、志望動機の最後には、「これまでの経験を活かし、御社の〇〇業務で貢献したいと考えています」と締めると、入社意欲が伝わりやすくなります。

「絶対に入社したいです」と感情だけで押し切る必要はありません。

大切なのは、応募企業を選んだ理由と、入社後に貢献したい内容をセットで伝えることです。

受け身に見える表現が避けられる理由

「学ばせていただきたい」「成長させてもらいたい」という表現は、志望動機でよく使われます。

ただし、それだけを中心に話すと「会社に何をしてもらうかばかり考えている」と受け取る面接官もいます。

企業が採用したいのは、学ぶ意欲がある人であると同時に、入社後に仕事へ主体的に取り組み、職場に貢献してくれる人です。

そのため、「学びたい」と伝える場合は、「学んだことを活かして、〇〇の業務に貢献したい」と続けるとよいでしょう。

また、近年では転職サイトやスカウトサービスを通じて、企業からオファーを受けて面接につながるケースも増えています。

企業から声をかけられた場合でも、面接で志望動機を聞かれることは珍しくありません。

企業は多くの応募者へオファーを送っています。

オファーを受けた場合でも、「今回のオファーをきっかけに貴社を知り、〇〇の点に魅力を感じたため面接を希望しました」と、自分の言葉で応募理由を伝えましょう。

逆に言えば、オファーを受けても志望理由をまったく整理できない企業であれば、そもそも本当にそこで働くべきなのか、自分自身のモチベーションを見直してみましょう。

面接での志望動機は、企業に選ばれるためだけのものではありません。

自分自身が納得して働ける職場かどうかを確認するための大切な準備でもあります。

面接で使える志望動機の基本構成と考え方

面接で志望動機を伝えるときは、内容そのものだけでなく、どの順番で話すかもとても重要です。

どれだけよい経験や考えを持っていても、流れが整理されていない話は十分伝わらないことがあります。

面接官は限られた時間の中で、応募者の経験、考え方、入社意欲、自社との相性を確認しています。

そのため、志望動機は思いついた順に話すのではなく、聞き手が理解しやすい順番で事前に組み立てておくと良いでしょう。

面接での志望動機の基本は、最初に結論を伝え、その後に理由や背景を説明し、具体的な経験を加え、最後に入社後の貢献意欲で締める流れです。

この流れで話すと「なぜ応募したのか」「その理由にどのような根拠があるのか」「入社後にどう活躍してくれそうか」というわかりやすい話になります。

転職者の場合は、これまでの経験や転職理由とのつながりも見られます。

志望動機だけを単独で考えるのではなく、職務経歴や自己PR、今後のキャリアプランと矛盾しないように整理しておきましょう。

志望動機は結論から話すのが基本

志望動機を話すときは、最初に「私が御社を志望する理由は〇〇です」と結論から伝えるのが基本です。

結論から話すことで、面接官はその後の説明を理解しやすくなります。

たとえば、いきなり前職での経験や転職を考えた背景から話し始めると、面接官は「結局、何が志望理由なのだろう」と感じてしまうことがあります。

最初に志望理由を明確に伝えておけば、その後のエピソードや経験も志望動機につながる話として受け止めてもらいやすくなります。

面接は会話の場ですが、志望動機についてはある程度整理された答え方が求められます。

話し始める前に、「結論」「理由」「経験」「入社後の貢献」の4つを頭の中で確認しておくと、落ち着いて話しやすくなります。

面接官に伝わりやすい話す順番

面接で志望動機を伝えるときは、次の順番を意識すると整理しやすくなります。

順番 話す内容 伝えるポイント
1 志望理由の結論 なぜ応募したのかを最初に伝える
2 理由・背景 企業の特徴や自分の価値観とつなげる
3 経験・強み これまでの経験やスキルを具体的に説明する
4 入社後の貢献 入社後にどのように働きたいかを伝える

たとえば事務職の応募であれば、まず「正確性を活かして長く働ける環境に魅力を感じたため志望しました」と結論を伝えます。

その後に、「前職ではデータ入力や書類作成を担当し、ミスを防ぐための確認手順を意識してきました」と経験を補足します。

最後に、「その経験を活かし、御社でも正確な事務処理や周囲のサポートを通じて貢献したいです」と締めると、わかりやすく自然な流れになります。

このように、志望理由と経験、入社後の貢献をつなげることで、面接官は応募者の働く姿をイメージしやすくなります。

PREP法を使った志望動機の構成

志望動機を整理するときは、PREP法を使うのも効果的です。

PREP法とは、Point、Reason、Example、Pointの順番で話す方法です。

日本語では、「結論」「理由」「具体例」「再度の結論」の順番で伝える方法と考えるとわかりやすいでしょう。

就職面接での志望動機に当てはめると、次のような構成になります。

PREP法 志望動機で話す内容
Point 御社を志望する理由は〇〇です
Reason なぜなら、御社の▲▲に魅力を感じたからです
Example 前職では◎◎の経験をしてきました
Point その経験を活かし、御社で〇〇に貢献したいです

たとえば、まず「私が御社を志望する理由は、利用者に寄り添ったサービス提供の姿勢に魅力を感じたためです」と結論を伝えます。

続けて、「前職では接客業務を通じて、相手の状況に合わせた説明や対応を大切にしてきました」と具体的な経験を話します。

最後に、「その経験を活かし、御社でも相手の立場に立った対応を通じて貢献したいと考えています」と締めると、志望動機にまとまりが出ます。

PREP法を使うと、話が長くなりすぎることを防げます。

また、面接官にとっても要点がつかみやすくなるため、面接での受け答えに自信がない方にもおすすめの考え方です。

志望動機は1〜3分でまとめる

面接で話す志望動機は、長ければ長いほどよいわけではありません。

目安としては、1分程度を基本にし、長くても3分以内にまとめると聞きやすくなります。

短すぎる志望動機は、志望度が低いと受け取られることがあります。

一方で、長すぎる志望動機は、話の要点がぼやけてしまい、面接官が重要なポイントをつかみにくくなります。

面接では、志望動機以外にも自己紹介、転職理由、自己PR、職務経験、希望条件など多くの質問があります。

そのため、志望動機だけに時間を使いすぎるのではなく、要点を絞って伝えましょう。

適切な長さと文字数の目安

一般的に、1分で話せる文字数はおおよそ300文字前後といわれています。

そのため、面接で話す志望動機は、300〜900文字程度を目安に準備するとよいでしょう。

履歴書に書く志望動機よりも少し詳しく、しかし長くなりすぎない分量を意識することが大切です。

話す時間 文字数の目安 印象
30秒程度 150文字前後 やや短く、補足が必要になりやすい
1分程度 300文字前後 基本的で聞きやすい長さ
2分程度 600文字前後 経験や具体例も伝えやすい
3分程度 900文字前後 長めのため、要点整理が必要

まずは1分程度で話せる志望動機を準備し、必要に応じて具体例を足せるようにしておきます。

面接官から「もう少し詳しく教えてください」と聞かれた場合に、経験やエピソードを補足できるようにしておくと、会話としても自然になります。

長すぎる志望動機が逆効果になる理由

志望動機が長すぎると、面接官が要点をつかみにくくなります。

また、話しているうちに転職理由、自己PR、企業研究の内容が混ざってしまい、結局何を伝えたいのかわかりにくくなることがあります。

たとえば、前職の仕事内容を詳しく説明しすぎたり、企業理念への共感を長く話しすぎたりすると、志望動機の中心がぼやけてしまいます。

結論・理由・経験・入社後の貢献を簡潔に伝え、補足が必要な部分は追加質問で答えるという意識を持つと良いでしょう。

特に緊張しやすい方は、事前に話す内容を箇条書きで整理しておくことが有効です。

ここで大切なのは、文章を丸暗記するのではなく、箇条書きにするという点です。

暗唱の場合はそれが話し方に出てしまい、自分の言葉で話していないと受け取られる可能性があります。

伝えたい要点を押さえておけば、面接当日も自分の言葉で話しやすくなります。

応募企業への理解、自分の経験、入社後の意欲を、面接官にわかりやすく届けることを意識しましょう。

面接で評価される志望動機の作り方

面接で評価される志望動機を作るためには、まずは考え方を整理することが大切です。

志望動機がうまくまとまらない方の多くは、「自分が何を大切にして働きたいのか」や「応募企業のどこに魅力を感じているのか」が曖昧なまま、いきなり文章にしようとしています。

無理に言葉を作ろうとすると、「成長したいです」「人の役に立ちたいです」といった、どの企業にも当てはまるような内容になってしまいます。

面接の志望動機で評価されるためには、自己分析で自分の働く軸を明確にし、企業研究で応募先の特徴を理解し、その2つを自然につなげることを意識しましょう。

この流れで考えると、「なぜこの会社なのか」「入社後にどのように活躍できるのか」が伝わりやすくなります。

転職者の場合は、これまでの経験や転職理由も志望動機に関係してきます。

そのため、「前職で何を経験したのか」「なぜ次の職場を探しているのか」「次の職場で何を実現したいのか」を整理したうえで、応募企業と結びつけていきましょう。

自己分析で「働く軸」を明確にする

志望動機を作るために最初にすべきなのは、自分の「働く軸」を明確にすることです。

働く軸とは、仕事選びで大切にしたい価値観や条件、やりがいを感じるポイントのことです。

たとえば、仕事内容、職場環境、安定性、専門性、社会貢献性、成長機会、チームで働くこと、1人で集中できること、などになります。

働く軸が整理できていないと、応募企業を選んだ理由も曖昧になりがちです。

反対に、自分の軸がはっきりしていると、「なぜその企業に惹かれたのか」を説明しやすくなります。

転職者の場合は、前職で感じたやりがいや不満の振り返りもしておくと良いでしょう。

ただし、前職への不満をそのまま志望動機にするのではなく、「次はどのような環境で働きたいのか」という前向きな希望に置き換えて考えます。

たとえば、「残業が多くてつらかった」という理由は、そのまま伝えるとネガティブに聞こえる可能性があります。

しかし「長く働ける環境で、業務の正確性を高めながら貢献したい」と言い換えると、前向きな志望動機につなげやすくなります。

モチベーションや価値観の整理方法

自己分析では、これまでの経験を振り返りながら、自分がどのような場面で前向きに働けたのかを整理してみましょう。

特別な実績がなくても大丈夫です。

日々の業務の中で「やりがいを感じたこと」「周囲から評価されたこと」「苦手だった環境」「今後大切にしたいこと」を書き出すだけでも、志望動機の材料になります。

振り返る項目 考えるポイント 志望動機への活かし方
やりがいを感じた仕事 どの業務に前向きに取り組めたか 応募職種への関心につなげる
評価された経験 どの強みを周囲に認められたか 自己PRや貢献意欲につなげる
苦手だった環境 どのような働き方が合わなかったか 次に求める職場環境を整理する
続けやすかった仕事 どの条件なら安定して働けたか 長く働きたい理由につなげる
今後大切にしたいこと 次の職場で何を実現したいか 志望理由の軸にする

たとえば、前職で「丁寧な確認作業を評価された」という経験がある場合は、事務職や品質管理、チェック業務などへの志望動機につなげやすくなります。

「相手に合わせて説明することが得意だった」という経験がある場合は、接客、営業、カスタマーサポート、福祉関連職などへの志望動機に活かせます。

このように、自分の経験を振り返ることで、応募企業に伝えるべき強みや働き方の希望が見えてきます。

志望動機は、企業に合わせて無理に作るものではなく、自分の経験や価値観と企業の特徴が重なる部分を見つけて作るものなのです。

応募企業の特徴と強みを具体的に把握する

自己分析ができたら、次に応募企業について調べます。

面接における志望動機で大切なことの1つに、「企業名を入れ替えても通用する内容にしないこと」があります。

「御社の事業に魅力を感じました」だけでは、どの会社にも言える印象になるため注意が必要です。

企業研究の情報源としては以下のようなものがあります。

  • 求人票
  • 企業ホームページ(事業内容、社員インタビュー)
  • 採用ページ(募集要項、企業理念、働き方に関する情報など)

転職エージェントなどを通じての応募の場合は、担当エージェントに聞くと世に出ていない情報を教えてくれることもありますので、積極的に利用しましょう。

特に転職者の場合は、仕事内容の理解が浅いと、入社後のミスマッチを心配されることがあります。

そのため、面接前には「どの業務に関心を持ったのか」「自分の経験をどの部分で活かせそうか」を具体的に整理しておくことが大切です。

障害者雇用で応募する場合は、仕事内容だけでなく、職場環境や配慮事項についても確認しておきましょう。

通院との両立、勤務時間、業務量、職場のサポート体制、在宅勤務の可否などは、無理なく働くために重要なポイントです。

企業研究で必ず確認すべきポイント

企業研究では、次の項目を確認しておくと、志望動機に具体性を出しやすくなります。

確認項目 確認する内容 志望動機への活かし方
事業内容 何を提供している会社か どの事業に関心を持ったかを伝える
仕事内容 入社後に担当する業務は何か 自分の経験や強みと結びつける
企業理念 会社が大切にしている考え方は何か 自分の価値観との共通点を示す
求める人物像 どのような人材を求めているか 自分が合っている理由を伝える
働く環境 勤務地、勤務時間、制度、サポート体制 長く働きたい理由につなげる
企業の強み 他社と違う特徴は何か 「この会社だから」の理由にする

たとえば、企業が「お客様に寄り添う対応」を大切にしている場合、前職で接客や相談対応をしていた経験と結びつけることができます。

企業が「正確性」や「業務改善」を重視している場合は、事務処理やデータ管理、チェック業務で工夫してきた経験を伝えるとよいでしょう。

企業研究で得た情報は、ただ暗記するだけではなく、自分の経験や希望とどうつながるかを考えることが大切です。

面接官が知りたいのは、応募者が企業情報を知っているかどうかだけではなく、その企業で働く理由を自分の言葉で説明できるかどうかです。

 日本人男性30代がノートパソコンで企業ホームページを見ながら自己分析ノートを書いている様子。机には履歴書、企業研究資料、ペン。真剣に考えている表情。現代的なワークスペース

自分の軸と企業の特徴を結びつける

自己分析と企業研究ができたら、最後に自分の軸と企業の特徴を結びつけます。

ここができると、「なぜこの会社を志望するのか」が明確になります。

たとえば、自分の働く軸が「相手に寄り添う仕事をしたい」であれば、応募企業のサービス内容や顧客対応の姿勢と結びつけることができます。

自分の軸が「正確な作業で周囲を支えたい」であれば、応募先の事務職や管理部門の業務内容とつなげられます。

自分の軸が「専門性を高めながら長く働きたい」であれば、企業の教育体制や担当業務の幅、キャリア形成の考え方と関連づけられます。

このように、自分の希望だけを話すのではなく、応募企業の特徴と重ねて伝えることで、志望動機に説得力が生まれます。

「この会社でなければならない理由」の作り方

「この会社でなければならない理由」と聞くと、特別なエピソードが必要だと感じる方もいるかもしれません。

しかし、必ずしも劇的なきっかけや強い思い出が必要なわけではありません。

大切なのは、企業の特徴と自分の経験・価値観・将来の目標を自然につなげることです。

たとえば、次のように考えると整理しやすくなります。

自分の軸 企業の特徴 志望動機の方向性
丁寧で正確な仕事をしたい 事務処理や管理業務を重視している 正確性を活かして業務を支えたい
人に寄り添う仕事がしたい 顧客対応や利用者支援に力を入れている 相手に合わせた対応で貢献したい
専門性を高めたい 研修制度や担当業務の幅がある 経験を深めながら長く貢献したい
安定して長く働きたい 職場環境やサポート体制が整っている 無理なく継続しながら成果を出したい

たとえば、「前職で培った事務処理の正確性を、御社の〇〇業務で活かしたい」と伝えると、経験と応募先の業務がつながります。

「御社の〇〇という考え方に共感し、これまで大切にしてきた〇〇の姿勢を活かして貢献したい」と伝えると、価値観と企業理念がつながります。

「魅力を感じました」で止めるのではなく、「だからこそ自分の経験を活かして〇〇に貢献したい」と続けましょう。

なお、障害者雇用の求人に応募する場合も、志望動機の考え方は基本的に同じです。

ただし、自分の強みや経験に加えて、無理なく働ける環境かどうか、必要な配慮を受けながら力を発揮できるかどうかも大切な視点になります。

自分1人で求人内容を読み解いたり、志望動機を整理したりするのが不安な場合は、障害者向け職業紹介サイト「スグJOB」のようなサービスを活用する方法もあります。

スグJOBでは、希望条件や障害特性をふまえた求人紹介だけでなく、応募書類や面接対策についても相談できます。

面接で自分の思いを落ち着いて伝えるためにも、自己分析、企業研究、接点の整理を行い、自分らしい志望動機を準備していきましょう。

面接での志望動機の伝え方と話し方

面接での志望動機は、内容をしっかり準備するだけでなく、どのように伝えるかも大切です。

同じ内容の志望動機でも、話し方や表情、声のトーンによって、面接官に与える印象は大きく変わります。

たとえば、内容はよくまとまっていても、下を向いたまま小さな声で話してしまうと、自信がない印象や入社意欲が弱い印象につながることがあります。

反対に、少し緊張していても、自分の言葉で丁寧に伝えようとする姿勢があれば、面接官には誠実さや前向きさが伝わりやすくなります。

面接 志望動機で大切なのは、完璧な文章を暗記して話すことではありません。

自分がなぜその会社で働きたいのか、どの経験を活かせるのか、入社後にどう貢献したいのかを、自分の言葉でわかりやすく伝えることです。

面接官は、志望動機の内容だけでなく、話す様子からも「本当に入社したいと思っているか」「職場で円滑にコミュニケーションが取れそうか」「仕事に前向きに向き合えそうか」を見ています。

そのため、面接前には原稿を作って終わりにせず、実際に声に出して練習しておくことが大切です。

丸暗記を避けて自分の言葉で話す

志望動機を準備するとき、文章をすべて丸暗記しようとする方は少なくありません。

しかし、丸暗記した志望動機は、面接本番で少し言葉に詰まっただけで頭が真っ白になりやすくなります。

また、暗記した文章をそのまま話そうとすると、どうしても読み上げているような印象になりやすく、面接官に「本音で話しているのだろうか」と思われてしまうこともあります。

もちろん、事前に志望動機を文章にして整理すること自体はとても大切です。

ただし、面接では一字一句を正確に再現するよりも、話の流れと要点を押さえて、自分の言葉で伝えることを意識しましょう。

たとえば、次のように要点を整理しておくと、自然に話しやすくなります。

整理する内容 確認するポイント 話すときの例
志望理由 なぜ応募したのか 御社の〇〇に魅力を感じました
自分の経験 これまで何をしてきたか 前職では〇〇を担当していました
活かせる強み どの力を活かせるか 正確性や調整力を活かせると考えています
入社後の意欲 どのように貢献したいか 〇〇の業務で長く貢献したいです

このように骨組みを押さえておけば、面接官からの質問の流れに合わせて、言い回しを少し変えながら答えることができます。

たとえば、「志望動機を教えてください」と聞かれた場合は、結論から順番に話せば問題ありません。

一方で、「当社のどこに魅力を感じましたか」と聞かれた場合は、企業の特徴に関する部分を中心に話せばよいでしょう。

「これまでの経験をどう活かせますか」と聞かれた場合は、自分の経験や強みに重点を置いて答えると自然です。

このように、丸暗記ではなく要点で覚えておくと、質問のされ方が少し変わっても落ち着いて対応しやすくなります。

面接での志望動機は、きれいな文章を披露する場ではなく、自分の考えや入社意欲を面接官に伝える場です。

少し言葉に迷っても、内容に一貫性があり、誠実に伝えようとする姿勢があれば、面接官に悪い印象を与えるとは限りません。

特に緊張しやすい方は、「完璧に話さなければ」と考えすぎないことも大切です。

事前に声に出して練習し、「この順番で話せば大丈夫」と思える状態にしておくと、面接本番でも安心して話しやすくなります。

表情や声のトーンも評価対象になる

面接では、話す内容だけでなく、表情、声の大きさ、話すスピード、目線、姿勢なども見られています。

志望動機の内容が前向きでも、声が小さすぎたり、表情が硬すぎたりすると、入社意欲が伝わりにくくなることがあります。

反対に、落ち着いた表情で、相手に聞こえやすい声の大きさを意識して話すと、誠実で前向きな印象を持ってもらいやすくなります。

面接で緊張するのは自然なことですし、面接官も、応募者が緊張していることは理解しています。

そのため、緊張を完全になくそうとする必要はありません。

大切なのは、緊張していても、相手に伝わるように話そうとする姿勢です。

話すスピードは、普段より少しゆっくりめを意識するとよいでしょう。

緊張すると早口になりやすく、面接官が内容を聞き取りにくくなることがあります。

文と文の間に少し間を入れるだけでも、落ち着いた印象になります。

また、声の大きさは、相手に無理なく聞こえる程度を意識しましょう。

小さすぎる声は自信がない印象につながりやすく、大きすぎる声は一方的な印象になることがあります。

目線については、面接官の目をずっと見続ける必要はありません。

相手の顔全体や口元、眉間あたりを見るようにすると、自然に会話している印象になります。

複数の面接官がいる場合は、質問してくれた人を中心に見ながら、時々ほかの面接官にも目線を向けるとよいでしょう。

オンライン面接の場合は、画面ばかりを見ると、相手からは目線が下がって見えることがあります。

志望動機の大事な部分を話すときだけでも、カメラを見るように意識すると、相手に目線が合っているように伝わります。

姿勢も大切です。

背もたれに大きく寄りかかったり、腕を組んだりすると、態度が悪く見えてしまうことがあります。

背筋を軽く伸ばし、手は膝の上や机の上に自然に置くと、落ち着いた印象になります。

面接前には、スマートフォンで自分の話し方を録音・録画して確認してみるのもおすすめです。

自分では普通に話しているつもりでも、録音して聞いてみると、早口になっていたり、語尾が小さくなっていたりすることがあります。

また、家族や知人、支援者、キャリアアドバイザーに聞いてもらうと、自分では気づきにくい癖を見つけやすくなります。

障害者雇用で面接を受ける場合、緊張や特性によって話し方に不安がある方もいるかもしれません。

その場合は、無理に完璧に話そうとするよりも、事前に伝えたい内容を整理し、必要に応じてメモを見ながら話せるか確認しておくと安心です。

また、配慮事項として「緊張すると言葉に詰まりやすいため、少し考える時間をいただけると落ち着いて回答できます」と伝える方法もあります。

志望動機は、内容と話し方がそろって初めて説得力が高まります。

面接の志望動機を準備するときは、何を話すかだけでなく、どのような表情や声のトーンで伝えるかまで意識して練習しておきましょう。

日本人女性30代が面接で落ち着いて話しているリアルな写真。姿勢よく座り、面接官の目を見て笑顔で受け答えしている。明るい会議室。面接官は穏やかな表情で話を聞いている

状況別・職種別に考える志望動機のポイント

面接の志望動機は、応募する企業だけでなく、自分の転職状況や応募する職種によって、伝えるべきポイントが変わります。

同じ「面接 志望動機」でも、同業界への転職なのか、異業界への転職なのか、未経験職種への応募なのかによって、面接官が確認したい内容は異なります。

そのため、志望動機を考えるときは、「なぜこの会社なのか」だけでなく、自分の状況に合った説明になっているかを確認することが大切です。

たとえば、同業界への転職であれば、これまでの経験をどのように活かせるかが重視されます。

異業界への転職であれば、なぜ業界を変えたいのか、これまでの経験をどのように応用できるのかを説明する必要があります。

未経験職種への応募であれば、経験不足を補うために、学習意欲や準備していること、活かせる共通スキルを伝えることが重要です。

また、営業職、事務職、エンジニア職など、職種によって求められる能力や評価される視点も変わります。

自分の状況や職種に合わせて志望動機を調整することで、面接官に「入社後の働き方」を具体的にイメージしてもらいやすくなります。

同業界・異業界など転職パターン別の考え方

同業界への転職では、これまでの経験をそのまま活かせる可能性が高いため、即戦力としてどのように貢献できるかを伝えましょう。

たとえば、同じ業界で営業職に応募する場合は、扱ってきた商材、顧客層、営業スタイル、成果につながった工夫などを具体的に話すと、面接官が入社後の活躍をイメージしやすくなります。

「これまで〇〇業界で法人営業を経験し、顧客の課題を聞き取ったうえで提案する力を身につけました」と伝えたうえで、「その経験を御社の〇〇領域でも活かしたい」とつなげると自然です。

同業界だからこそ、応募先企業と前職の違いにも触れられると、より説得力が高まります。

「前職と同じ業界の中でも、御社は〇〇に力を入れている点に魅力を感じました」と伝えることで、企業研究をしていることも伝わります。

一方で、異業界への転職では、「なぜ業界を変えたいのか」を丁寧に説明することが大切です。

単に「新しいことに挑戦したいです」だけでは、理由が浅く見えてしまうことがあります。

異業界に応募する場合は、前職で得た経験と応募先の業界に興味を持った背景を結びつけましょう。

たとえば、接客業から福祉業界や人材業界に転職する場合は、「人の話を聞き、状況に合わせて対応してきた経験を、より深く人を支える仕事に活かしたい」といった伝え方ができます。

未経験職種に応募する場合は、これまでの経験が直接一致しなくても、共通して活かせる力を探すことが大切です。

たとえば、営業職から事務職に転職する場合でも、顧客対応で培った調整力、資料作成経験、スケジュール管理力などはアピール材料になります。

また、未経験職種では、現在取り組んでいる学習や準備についても伝えましょう。

資格取得に向けて勉強している、業務で使うソフトを練習している、職種に関する情報収集をしているなど、具体的な行動があると意欲が伝わりやすくなります。

転職パターン 面接官が見ている点 志望動機で伝えたい内容
同業界への転職 即戦力として活躍できるか これまでの経験と応募先での貢献
異業界への転職 業界変更の理由に納得感があるか 興味を持った背景と活かせる共通スキル
未経験職種への応募 学習意欲や適性があるか 準備していること、関連する経験、今後の意欲
ブランク後の再就職 安定して働けるか 働く準備ができていること、長く働きたい理由
障害者雇用での転職 業務適性と職場環境が合うか 強み、配慮事項、無理なく貢献できる働き方

ブランクがある方の場合は、ブランク期間を必要以上に後ろ向きに説明する必要はありません。

大切なのは、現在は働く準備が整っていることや、応募先でどのように貢献したいかを前向きに伝えることです。

障害者雇用で応募する場合も、志望動機の基本は同じです。

ただし、障害特性や体調面をふまえた働き方との相性も大切になるため、仕事内容への関心に加えて、長く安定して働きたい理由を整理しておくと安心です。

営業職・事務職・エンジニア職など職種別の視点

職種別に見ると、面接の志望動機で重視されるポイントにも違いがあります。

応募職種で求められる力を理解したうえで、自分の経験や強みと結びつけて伝えることが大切です。

営業職では、顧客との関係構築力、課題を聞き取る力、提案力、目標達成意欲などが見られます。

「人と関わることが好きです」だけではなく、「相手の課題を聞き取り、状況に合わせた提案を行ってきた経験があります」と伝えると、仕事への理解が深く見えます。

営業未経験の場合でも、接客、販売、問い合わせ対応、社内調整などの経験があれば、相手と関係を築く力としてアピールできます。

事務職では、正確性、継続力、調整力、周囲を支える姿勢が評価されやすい傾向があります。

「コツコツ作業が得意です」という言葉に加えて、書類作成、データ入力、電話対応、スケジュール管理、備品管理、請求処理などの具体的な経験を伝えるとよいでしょう。

事務職は人気が高い職種のため、「なぜ事務職を希望するのか」「どのように職場を支えたいのか」を具体的に説明することが大切です。

エンジニア職では、技術への関心、学習意欲、問題解決力、継続的に知識を身につける姿勢が重視されます。

実務経験がある場合は、担当した工程、使用した言語やツール、関わったプロジェクト、改善した内容などを整理しておきましょう。

未経験でエンジニア職を目指す場合は、学習している言語、作成したポートフォリオ、資格取得の状況、今後身につけたいスキルを具体的に伝えると意欲が伝わります。

販売・接客職では、相手の立場に立って対応する力、臨機応変な対応力、チームで協力する姿勢が見られます。

「人と話すことが好き」というだけでなく、「お客様の状況に合わせて説明方法を変えた経験」や「クレーム対応で意識していたこと」などを加えると、実務に近いアピールになります。

福祉・介護・支援職では、相手に寄り添う姿勢、責任感、継続力、チーム連携への理解が大切です。

ただし、「人の役に立ちたい」だけでは抽象的になりやすいため、なぜその分野で支援したいのか、自分の経験や価値観と結びつけて話しましょう。

職種 重視されやすい力 志望動機で伝えたい視点
営業職 提案力、関係構築力、目標達成意欲 顧客対応経験や課題解決への意欲
事務職 正確性、継続力、調整力 書類作成やデータ管理などの具体経験
エンジニア職 技術力、学習意欲、問題解決力 使用経験のある技術や学習中の内容
販売・接客職 対応力、傾聴力、柔軟性 相手に合わせた対応経験
福祉・支援職 寄り添う姿勢、責任感、連携力 支援したい理由と活かせる経験

障害者雇用で応募する場合も、職種ごとに求められる力を理解することは大切です。

そのうえで、自分の強みだけでなく、体調管理、通院、疲れやすさ、集中しやすい環境、必要な配慮事項などもふまえて、無理なく働ける職種かどうかを確認しましょう。

たとえば、集中して正確に作業することが得意な方は、事務補助、データ入力、チェック業務などが合う場合があります。

人と話すことにやりがいを感じる方は、電話対応、受付、カスタマーサポート、営業補助などで力を発揮できる可能性があります。

一方で、体調の波がある方や通院が必要な方は、勤務時間、残業の有無、在宅勤務の可否、休憩の取りやすさなども確認しておくと安心です。

面接 志望動機では、無理に自分を大きく見せる必要はありません。

自分の強みを正しく伝え、応募職種でどのように貢献できるかを具体的に話すことが大切です。

自分に合う職種や志望動機の方向性に迷う場合は、スグJOBのような障害者向け職業紹介サービスを活用し、求人内容や職場環境を確認しながら準備を進める方法もあります。

面接でよくある志望動機のNG例と改善の考え方

面接で志望動機を伝えるとき、自分では前向きに話しているつもりでも、面接官には「入社意欲が弱い」「自社でなくてもよさそう」「転職理由が後ろ向きに感じる」と受け取られてしまうことがあります。

志望動機は、応募者の仕事への考え方や企業理解が表れやすい質問です。

そのため、内容によっては、スキルや経験があっても評価を下げてしまう可能性があります。

特に注意したいのは、どの会社でも通用する志望動機、給与や休日だけを理由にした志望動機、前職の不満が中心になっている志望動機です。

これらは求職者にとって本音に近い場合もありますが、そのまま伝えると面接官に不安を与えてしまうことがあります。

面接で志望動機を話す際、本音を隠して立派な言葉を並べる必要はありません。

しかし、伝え方を工夫し、応募企業で働きたい理由や入社後の貢献意欲につなげることが大切です。

NGになりやすい表現を知っておくことで、自分の志望動機をより伝わりやすく改善できます。

どの会社でも通用する志望動機

「人の役に立ちたい」「成長できる環境で働きたい」「社会に貢献したい」といった表現は、志望動機でよく使われます。

これらの考え方自体は、決して悪いものではありません。

むしろ、仕事に対して前向きな気持ちがあるからこそ出てくる言葉です。

ただし、そのまま伝えるだけでは、多くの企業に当てはまる内容になってしまいます。

面接官は、「なぜ他社ではなく当社なのか」を知りたいと考えています。

そのため、どの会社でも使える表現だけでは、「企業研究が浅いのではないか」「志望度があまり高くないのではないか」と受け取られる可能性があります。

たとえば、「人の役に立ちたいです」という志望動機は、一見前向きに聞こえます。

しかし、営業職、事務職、接客職、製造職、福祉職など、ほとんどの仕事は何らかの形で人や社会の役に立っています。

そのため、面接では「どのように人の役に立ちたいのか」「なぜその企業の仕事を通じて実現したいのか」まで具体化する必要があります。

改善する場合は、応募企業の事業内容、仕事内容、サービスの特徴、企業理念などと結びつけて伝えましょう。

たとえば、「人の役に立ちたい」という思いを伝えたい場合は、「前職でお客様の困りごとを解決することにやりがいを感じており、御社の〇〇サービスを通じて利用者の生活を支えたいと考えました」とすると、具体性が出ます。

「成長したい」という思いを伝える場合も、「御社の〇〇業務を通じて、これまで培った〇〇の経験をさらに深め、将来的には〇〇の分野で貢献したい」と言い換えると、入社後の姿勢が伝わりやすくなります。

NGになりやすい表現 改善の考え方
人の役に立ちたいです 誰に、どの仕事を通じて、どう役立ちたいのかを伝える
成長できる環境で働きたいです 何を伸ばし、会社にどう貢献したいのかを伝える
社会に貢献したいです 応募企業のどの事業に共感したのかを具体化する
御社に魅力を感じました どの点に魅力を感じたのかを明確にする

志望動機は、抽象的な言葉を使ってはいけないわけではありません。

大切なのは、その言葉の後に具体的な理由や経験を加えることです。

「なぜそう思ったのか」「応募企業のどこにつながるのか」を説明できれば、よくある表現でも面接官に伝わる志望動機になります。

給与や休日だけを理由にした志望動機

給与、休日、勤務地、福利厚生、残業時間などの条件は、働くうえでとても大切です。

転職活動では、生活との両立や将来の安定を考えて、条件面を重視することも自然なことです。

特に障害者雇用で転職する場合は、通院のしやすさ、勤務時間、在宅勤務の可否、職場環境などが、長く働くために重要になることもあります。

しかし、面接では志望動機で条件面だけを強調してしまうと、「より条件のよい会社があれば辞めてしまうのではないか」と思われる可能性があります。

たとえば、「給与が希望に合っていたため志望しました」「休日が多い点に魅力を感じました」「自宅から近かったため応募しました」といった伝え方だけでは、仕事内容や企業への関心が伝わりにくくなります。

もちろん、条件面をまったく話してはいけないわけではなく、条件が希望と合っていることは大前提です。

大切なのは、条件面を「長く働ける理由」の1つとして位置づけ、そのうえで仕事内容や貢献意欲につなげることです。

たとえば、「自宅から通いやすく、安定して勤務を継続しやすい環境だと感じました」と伝えたうえで、「これまでの事務経験を活かし、正確な処理で御社の業務を支えたいと考えています」と続けると、条件面だけに偏らない志望動機になります。

休日や勤務時間についても、「生活リズムを整えながら長く働ける環境で、これまでの経験を活かして貢献したい」と言い換えると、前向きな印象になります。

条件面の本音 面接での伝え方の例
家から近い 通勤負担が少なく、安定して長く勤務できると感じた
休日が多い 生活リズムを整えながら継続して働ける環境に魅力を感じた
給与が希望に合う 長期的に腰を据えて働ける条件が整っていると感じた
残業が少ない 体調管理をしながら業務に集中できる環境だと感じた

条件面は、働き続けるうえで大切な要素です。

ただし、面接では条件だけで終わらせず、「長く働ける環境だからこそ、どのように貢献したいのか」まで伝えることが重要です。

この視点を加えるだけで、志望動機の印象は大きく変わります。

前職の不満が中心になっている志望動機

転職活動は、前職への不満がきっかけになることもあります。

仕事内容が合わなかった、人間関係に悩んだ、評価されにくかった、残業が多かった、体調との両立が難しかったなど、転職を考える理由は人それぞれです。

しかし、面接で前職の不満ばかりを話してしまうと、ネガティブな印象を与えてしまうことがあります。

たとえば、「前職では評価されませんでした」「人間関係が悪かったです」「上司と合いませんでした」といった内容を中心に話すと、面接官は「入社後も同じように不満を持つのではないか」と不安に感じるかもしれません。

もちろん、転職理由として前職で困ったことがあるのは自然です。

ただし、面接の志望動機では、過去の不満をそのまま伝えるのではなく、これから実現したい働き方に言い換えることが大切です。

たとえば、「前職では評価されなかった」という不満は、「これまでの経験を活かし、成果や取り組みを適切に振り返りながら成長できる環境で働きたい」と言い換えることができます。

「人間関係が悪かった」という不満は、「チームで協力しながら、周囲と連携して仕事を進められる環境で力を発揮したい」と伝えると前向きになります。

「残業が多く体調管理が難しかった」という理由は、「体調を安定させながら長く勤務し、担当業務に集中して貢献できる環境を希望しています」と表現できます。

前職への不満 前向きな言い換え
評価されなかった 経験や成果を活かしながら成長できる環境で働きたい
人間関係が悪かった 周囲と協力しながら業務を進められる職場で働きたい
残業が多かった 体調や生活リズムを整えながら長く貢献したい
業務が合わなかった 自分の強みを活かせる業務で力を発揮したい
仕事の幅が広がらなかった 専門性を高められる環境で経験を積みたい

面接官が知りたいのは、前職の問題点そのものではありません。

「その経験をふまえて、次の職場でどう働きたいのか」という点です。

そのため、前職の話をする場合も、最後は必ず応募企業で実現したいことにつなげましょう。

たとえば、「前職では業務範囲が限られていたため、今後は〇〇の経験を深めたいと考えるようになりました」と伝えたうえで、「御社では〇〇に携われる点に魅力を感じています」と続けると、転職理由と志望動機に一貫性が出ます。

障害者雇用で転職する場合、前職で配慮が十分に受けられなかった経験や、体調との両立が難しかった経験がある方もいるかもしれません。

その場合も、面接では相手を責める表現ではなく、「自分が安定して力を発揮するために必要な環境」を整理して伝えることが大切です。

たとえば、「定期通院があるため、事前に勤務調整について相談できる環境であれば、安定して勤務しやすいです」と伝えると、企業側も入社後の働き方を具体的に考えやすくなります。

志望動機は、過去の不満を説明する場ではなく、これからどのように働きたいかを伝える場です。

前職での経験を前向きな学びに変え、応募企業で実現したい働き方につなげて話すことで、面接官に納得感を持ってもらいやすくなります。

志望動機が思いつかないときの対処法

面接の志望動機を考えようとしても、「正直、特別な理由がない」「どの企業にも同じようなことしか言えない」と悩む方は少なくありません。

特に転職活動では、求人票を見て「条件が合いそう」「仕事内容ができそう」と感じて次々と応募することも多いため、最初から明確な志望理由があるとは限りません。

また、複数の求人に応募している場合は、企業ごとの違いがうまく整理できず、志望動機が似た内容になってしまうこともあります。

しかし、志望動機は、最初から立派な理由を用意しなければならないものではありません。

大切なのは、応募企業に興味を持ったきっかけを丁寧に掘り下げ、自分の経験や希望する働き方と結びつけることです。

「なんとなく気になった」という小さなきっかけでも、なぜ気になったのかを考えていくと、面接で伝えられる志望動機につながります。

たとえば、「仕事内容が自分に合いそうだと思った」「勤務条件が安定していて長く働けそうだと感じた」「企業の事業内容に興味を持った」といった理由も、掘り下げれば十分に志望動機の材料になります。

無理に大げさな表現をする必要はありません。

自分が応募先に対して感じた魅力を、面接官が納得できるように具体化していきましょう。

興味を持ったきっかけから逆算する

志望動機が思いつかないときは、まず「なぜこの求人に応募しようと思ったのか」を振り返ってみましょう。

最初のきっかけは、仕事内容、勤務地、勤務時間、企業の雰囲気、福利厚生、職種名、事業内容など、どのようなものでも構いません。

たとえば、「事務職として長く働けそうだと感じた」という理由がある場合は、そこからさらに掘り下げます。

「なぜ長く働けそうだと思ったのか」「どのような経験を活かせそうなのか」「どのような働き方を実現したいのか」を考えると、志望動機の形にしやすくなります。

たとえば、以下のように整理できます。

興味を持ったきっかけ 掘り下げる視点 志望動機へのつなげ方
仕事内容に興味を持った どの業務に惹かれたのか これまでの経験を活かせる理由を伝える
長く働けそうだと感じた なぜ安定して働けそうなのか 継続して貢献したい姿勢を伝える
未経験でも応募できる点に惹かれた どの経験を応用できるのか 学習意欲や準備していることを伝える
企業の事業に関心を持った どのサービスや考え方に共感したのか 自分の価値観と結びつける
職場環境が合いそうだと感じた どの点が自分に合うのか 無理なく力を発揮できる理由を伝える

たとえば、「未経験でも挑戦できる点に惹かれた」という場合は、それだけでは少し弱く見えることがあります。

その場合は、「前職で培った顧客対応力を活かしながら、新しい業務にも前向きに取り組みたい」といった形で、これまでの経験と今後の意欲をつなげるとよいでしょう。

また、「自宅から通いやすい」という理由がきっかけだった場合も、そのまま伝えるだけでは条件面に偏って見えることがあります。

その場合は、「通勤負担が少ないことで安定して勤務を継続しやすく、これまでの経験を活かして長く貢献したい」と言い換えると、前向きな志望動機になります。

障害者雇用で応募する場合は、「体調管理をしながら働きやすそう」「通院と両立しやすそう」「配慮事項について相談しやすそう」と感じたことが応募のきっかけになることもあります。

その場合も、条件面だけで終わらせず、「安定して働ける環境で、自分の強みを活かして貢献したい」という形につなげることが大切です。

志望動機が思いつかないときは、いきなり完成した文章を作ろうとせず、応募したきっかけを1つずつ言葉にすることから始めましょう。

企業理念やビジョンからヒントを探す

志望動機が思いつかないときは、企業理念やビジョン、事業方針からヒントを探す方法もあります。

企業のホームページや採用ページには、その会社が大切にしている考え方や、今後目指している方向性が掲載されていることがあります。

そこに自分の価値観やこれまでの経験と重なる部分があれば、面接 志望動機の材料にできます。

ただし、「企業理念に共感しました」だけでは、抽象的で弱く見えやすいため注意が必要です。

面接官に伝わる志望動機にするには、理念やビジョンのどの部分に共感したのか、自分の経験や考え方とどうつながるのかまで説明しましょう。

たとえば、「お客様に寄り添う」という理念に共感した場合は、前職で相手の状況に合わせて対応した経験と結びつけることができます。

「地域社会に貢献する」というビジョンに魅力を感じた場合は、自分が仕事を通じてどのように地域や利用者を支えたいのかを伝えるとよいでしょう。

「挑戦を大切にする」という考え方に惹かれた場合は、これまで新しい業務に取り組んだ経験や、今後身につけたいスキルと結びつけると自然です。

企業理念やビジョンを使って志望動機を作るときは、次の流れで整理すると考えやすくなります。

整理する順番 考える内容
1 企業理念やビジョンの中で気になった言葉を選ぶ
2 なぜその言葉に共感したのかを考える
3 自分の経験や価値観と重なる部分を探す
4 入社後にどのように貢献したいかにつなげる

たとえば、「相手に寄り添う姿勢」に共感した場合は、次のように考えられます。

「前職でお客様対応を行う中で、相手の状況を丁寧に聞き取ることを大切にしてきました。」

「そのため、御社が大切にしている相手に寄り添う姿勢に共感しました。」

「これまでの経験を活かし、御社でも利用者やお客様の立場に立った対応で貢献したいと考えています。」

このように、企業理念を自分の経験と結びつけると、ただの共感ではなく、入社後の働き方まで伝わる志望動機になります。

また、企業理念だけでなく、採用ページに掲載されている社員インタビューや仕事内容の紹介も参考になります。

社員の働き方や仕事への思いを読むことで、「自分もこのような環境で働きたい」と感じるポイントが見つかることがあります。

志望動機が思いつかないときほど、企業研究と自己分析を行き来することが大切です。

企業の情報を見て気になった点を、自分の経験や価値観と照らし合わせていくことで、自分らしい志望動機が少しずつ見えてきます。

障害者雇用で転職活動をしている方は、企業理念だけでなく、障害者雇用への考え方や職場定着の支援体制も確認しておくと安心です。

自分に合う企業の見極めや、志望動機の整理に迷う場合は、スグJOBのような障害者向け職業紹介サービスを活用し、求人内容や面接での伝え方を相談しながら準備を進めることもできます。

履歴書と面接での志望動機の使い分け

履歴書と面接では、同じ志望動機を扱う場合でも、役割が少し異なります。

履歴書の志望動機は、限られた文字数の中で、応募理由や入社意欲を簡潔に伝えるものです。

一方で、面接での志望動機は、履歴書に書いた内容をもとに、より具体的な背景や経験、入社後の貢献意欲を自分の言葉で補足するものです。

基本的には、履歴書に書いた志望動機を軸にして、面接では具体例や補足説明を加えると考えるとよいでしょう。

たとえば、履歴書では「貴社の事業内容に魅力を感じ、これまでの経験を活かして貢献したいと考え志望しました」と簡潔に書きます。

面接では、その内容に対して「どの事業に魅力を感じたのか」「どの経験を活かせるのか」「入社後にどのように貢献したいのか」を詳しく話します。

このように、履歴書は要点を伝えるもの、面接は要点を深掘りして説明するものと分けて考えると、準備しやすくなります。

面接では履歴書の内容をどう補足するか

面接で志望動機を話すときは、履歴書に書いた文章をそのまま読み上げるのではなく、少し詳しく説明することが大切です。

履歴書は事前に面接官が確認していることが多いため、同じ文章を丸ごと繰り返すだけでは、面接での会話が深まりにくくなります。

面接官は、履歴書に書かれている志望動機を見たうえで、「なぜそう思ったのか」「具体的にどの経験を活かせるのか」を知りたいと考えています。

たとえば、履歴書に「貴社の利用者に寄り添う姿勢に魅力を感じました」と書いた場合、面接では次のように補足できます。

「前職でお客様対応を行う中で、相手の状況に合わせて説明する大切さを学びました。」

「その経験から、利用者一人ひとりに寄り添う貴社の姿勢に共感し、私もその一員として丁寧な対応で貢献したいと考えました。」

このように、履歴書に書いた内容へ実体験を加えると、志望動機に説得力が出ます。

また、履歴書に「これまでの経験を活かしたい」と書いた場合は、面接で「どのような経験を、どの業務で、どのように活かしたいのか」まで具体的に話しましょう。

たとえば、事務職であれば「前職でデータ入力や書類作成を担当し、正確性を意識して業務に取り組んできました」と補足できます。

営業職であれば「顧客の課題を聞き取り、状況に合わせた提案を行ってきた経験を活かしたい」と伝えることができます。

履歴書と面接の使い分けを整理すると、以下のようになります。

場面 役割 意識するポイント
履歴書 志望理由を簡潔に伝える 要点を短くまとめる
面接 志望理由を具体的に説明する 経験・背景・入社後の意欲を補足する
面接での深掘り質問 志望度や適性を確認される 自分の言葉で具体的に答える

面接 志望動機では、履歴書に書いた内容を「入口」として使い、面接官が知りたい部分を補足していくことが重要です。

特に転職者の場合は、これまでの経験や転職理由とのつながりを説明すると、志望動機に一貫性が出ます。

「前職で〇〇を経験し、今後は〇〇の分野で力を発揮したいと考えています。」

「その点で、御社の〇〇という業務内容に魅力を感じました。」

このように話すと、転職理由と志望動機が自然につながります。

障害者雇用で応募する場合も、履歴書では書ききれない希望条件や配慮事項について、面接で丁寧に説明する場面があります。

ただし、配慮事項を伝える場合も、「できないこと」だけを話すのではなく、必要な配慮があればどのように安定して働けるのかまで伝えることが大切です。

たとえば、「定期通院があるため月1回の勤務調整を相談できると、安定して勤務を継続しやすいです」と伝えると、企業側も入社後の働き方を具体的にイメージしやすくなります。

履歴書と面接の志望動機は、別々に考えるものではありません。

履歴書で伝えた軸を面接で深めることで、応募理由に一貫性と説得力が生まれます。

自分だけで履歴書の書き方や面接での伝え方を整理するのが難しい場合は、障害者向け職業紹介サイト「スグJOB」を活用する方法もあります。

スグJOBでは、希望条件や障害特性をふまえた求人紹介だけでなく、応募書類や面接対策の相談もできます。

履歴書と面接の内容にズレが出ないように準備しておくことで、面接官に安心感を持ってもらいやすくなります。

一次面接と最終面接での志望動機の考え方

一次面接と最終面接では、志望動機の基本的な内容を大きく変える必要はありません。

むしろ、面接の段階によって志望動機の軸が大きく変わってしまうと、面接官に「話に一貫性がない」と思われる可能性があります。

ただし、一次面接と最終面接では、面接官の立場や確認されるポイントが異なります。

そのため、同じ志望動機をもとにしながら、面接の段階に応じて強調する内容を少し変えることが大切です。

一次面接では、主に現場担当者や人事担当者が、応募者の経験やスキル、仕事内容への理解、職場との相性などを確認することが多いです。

そのため、一次面接の志望動機では、「これまでの経験をどのように活かせるか」「仕事内容を理解しているか」「現場で無理なく働けそうか」を意識して伝えましょう。

一方で、最終面接では、役員や部門責任者など、より経営に近い立場の人が面接を担当することがあります。

最終面接では、スキルや経験だけでなく、入社意欲の強さ、会社の方針との相性、将来の活躍可能性、長く働く意思などがより重視されやすくなります。

面接 志望動機は、選考が進むほど「なぜこの会社なのか」「入社後にどのように貢献したいのか」をより深く聞かれると考えておくと安心です。

基本は同じ内容で問題ない理由

一次面接と最終面接で、志望動機の基本的な内容をまったく別のものにする必要はありません。

むしろ、基本の軸は同じであるほうが、面接官に安心感を与えやすくなります。

たとえば、一次面接で「これまでの事務経験を活かし、正確な業務処理で貢献したい」と話していたのに、最終面接で急に「企業理念に強く共感したからです」とだけ話すと、志望理由の中心が変わったように見えることがあります。

もちろん、選考を重ねる中で企業理解が深まり、志望度が高まることは自然です。

一次面接で現場の仕事内容を詳しく聞いたり、社員の方の雰囲気に触れたりすることで、新たに魅力を感じることもあるでしょう。

その場合は、最終面接で「一次面接で〇〇についてお話を伺い、より具体的に働くイメージを持つことができました」と補足すると、前向きな印象になります。

大切なのは、最初の志望動機を変えることではなく、選考を通じて深まった理解を上乗せすることです。

たとえば、次のように整理すると自然です。

面接段階 志望動機で意識する点 伝え方の例
一次面接 経験・スキル・仕事内容との相性 前職での経験を御社の〇〇業務で活かしたいです
最終面接 入社意欲・将来性・会社との相性 御社で長く経験を積み、〇〇の面で貢献したいです
共通する軸 なぜ応募したのか 〇〇に魅力を感じ、これまでの経験を活かせると考えました

このように、一次面接では実務面を中心に話し、最終面接では将来の貢献や長く働きたい意思を少し強めに伝えると、面接の段階に合った志望動機になります。

面接 志望動機では、毎回違うことを言う必要はありません。

同じ軸を持ちながら、面接官の立場や質問の意図に合わせて、伝える内容の深さを調整しましょう。

最終面接でより重視されるポイント

最終面接では、「本当に入社する意思があるか」「会社の考え方と合っているか」「長く活躍してくれそうか」がより重視されます。

一次面接を通過している時点で、一定の経験やスキル、基本的な適性は評価されていることが多いです。

そのため、最終面接では、応募者が会社の方向性を理解し、入社後にどのような姿勢で働くのかを確認されやすくなります。

志望動機を伝える際は、応募企業で働きたい理由に加えて、入社後にどのように貢献したいかを具体的に話しましょう。

「御社の〇〇に魅力を感じています」だけで終わらせず、「これまでの経験を活かし、〇〇の業務で成果に貢献したいと考えています」と伝えることが大切です。

また、最終面接では、将来のキャリアについて聞かれることもあります。

その場合は、あまりにも大きすぎる目標を話すよりも、まずは応募職種で着実に経験を積み、会社に貢献していきたいという姿勢を伝えるとよいでしょう。

たとえば、「まずは担当業務を正確に覚え、安定して成果を出せるよう努めたいです」と伝えたうえで、「将来的には業務改善や後輩のサポートにも関われるよう成長したいです」と話すと、現実的で前向きな印象になります。

最終面接では、条件面の確認や入社時期について聞かれることもあります。

給与、勤務時間、勤務地、配慮事項などを確認すること自体は問題ありません。

ただし、条件面の話だけにならないように注意しましょう。

条件を確認する場合も、「長く安定して働くために確認したい」という姿勢で伝えると、前向きな印象になります。

障害者雇用で最終面接に進む場合は、必要な配慮事項や働き方について、企業とすり合わせる大切な段階でもあります。

たとえば、通院の頻度、疲れやすさ、苦手な業務環境、得意な作業、相談しやすい体制などについて、必要に応じて整理しておきましょう。

その際は、「配慮してほしいこと」だけでなく、「その配慮があればどのように安定して働けるか」まで伝えると、企業側も受け入れ後のイメージを持ちやすくなります。

最終面接の志望動機では、入社したい気持ちと、入社後に長く貢献したい姿勢を具体的に伝えることが重要です。

自分だけで志望動機や配慮事項の伝え方に迷う場合は、スグJOBのような障害者向け職業紹介サービスを活用し、面接前に整理しておくと安心です。

面接前に確認したい志望動機の最終チェック

面接用の志望動機は、作成して終わりではありません。

面接本番で落ち着いて伝えるためには、事前に内容を見直し、話の流れや伝わり方を確認しておくことが大切です。

自分では「これで大丈夫」と思っていても、面接官の立場で聞いてみると、「なぜこの会社なのかが少し弱い」「経験と志望理由のつながりがわかりにくい」と感じる場合があります。

特に転職活動では、志望動機だけでなく、転職理由、自己PR、職務経歴、希望条件などもあわせて確認されます。

そのため、志望動機だけをきれいに整えるのではなく、面接全体の回答と矛盾がないかを確認することが重要です。

面接前には、志望動機を声に出して読んでみましょう。

実際に話してみると、文章では自然に見えていた部分が長すぎたり、言いにくかったりすることがあります。

また、声に出すことで、話すスピードや間の取り方も確認できます。

面接 志望動機では、一貫性・具体性・入社意欲の3つがそろっているかを最終確認することが大切です。

この3つがそろっていると、面接官に「応募理由に納得感がある」「入社後の働き方がイメージできる」と感じてもらいやすくなります。

一貫性・具体性・入社意欲がそろっているか

まず確認したいのは、志望動機に一貫性があるかどうかです。

転職理由、自己PR、志望動機、入社後の目標が自然につながっているかを見直しましょう。

たとえば、転職理由で「これまでの経験を活かして専門性を高めたい」と話すのであれば、志望動機でも応募先のどの業務で専門性を高められるのかを説明できる必要があります。

自己PRで「正確性」を強みにしている場合は、志望動機でもその正確性を応募先の業務でどう活かすのかを伝えられると、話にまとまりが出ます。

次に確認したいのは、具体性です。

「御社に魅力を感じました」「成長したいです」「社会に貢献したいです」だけでは、面接官に応募理由が十分伝わらないことがあります。

「具体的にはどの事業に魅力を感じましたか?」などと掘り下げられても答えられるように、どの事業、どの仕事内容、どの考え方、どの職場環境に魅力を感じたのかを具体的に言えるか確認しましょう。

さらに、自分の経験やスキルも具体的に伝えられるようにしておくと安心です。

たとえば、「前職で事務を担当していました」だけではなく、「前職では請求書作成やデータ入力を担当し、確認手順を工夫してミスを防ぐことを意識していました」と伝えると、経験の内容がわかりやすくなります。

最後に確認したいのは、入社意欲です。

志望動機の最後に、「御社で働きたい」「御社の〇〇業務で貢献したい」という意思が伝わっているかを見直しましょう。

入社意欲は、熱意のある言葉を並べるだけで伝わるものではありません。

応募企業を選んだ理由と、入社後にどのように貢献したいかが結びついていることが大切です。

以下のチェック表を使うと、面接前に確認しやすくなります。

チェック項目 確認するポイント
一貫性 転職理由・自己PR・志望動機・将来像がつながっているか
具体性 企業の特徴や自分の経験を具体的に話せるか
入社意欲 「御社で働きたい」という意思が伝わるか
貢献意欲 入社後にどの業務でどう役立ちたいかを話せるか
長さ 1〜3分程度でわかりやすく話せるか
話し方 丸暗記ではなく、自分の言葉で伝えられるか

このチェックを行うことで、面接本番で回答がぶれにくくなります。

特に障害者雇用で応募する場合は、志望動機に加えて、必要な配慮事項や希望する働き方も整理しておくと安心です。

配慮事項を伝える際は、「できないこと」だけでなく、「どのような環境であれば安定して力を発揮できるか」まで説明できるようにしておきましょう。

面接官目線で聞いて納得できる内容か

志望動機を見直すときは、自分目線だけでなく、面接官目線で聞いて納得できる内容になっているかを確認しましょう。

面接官は、志望動機を通じて「なぜこの会社なのか」「なぜこの職種なのか」「入社後に何ができるのか」を知りたいと考えています。

そのため、面接前には自分の志望動機に対して、次のような質問をしてみるとよいでしょう。

面接官目線の質問 確認したいこと
なぜ当社を選んだのですか 企業研究ができているか
なぜこの職種を希望するのですか 仕事内容を理解しているか
これまでの経験をどう活かせますか 入社後の活躍イメージがあるか
長く働けそうですか 定着性や働き方の相性があるか
入社後に何をしたいですか 貢献意欲や将来像があるか

これらの質問に答えられない部分がある場合は、志望動機のどこかがまだ曖昧な可能性があります。

その場合は、無理に言葉を足すのではなく、自己分析や企業研究に戻って整理し直しましょう。

家族や知人、支援者、キャリアアドバイザーに聞いてもらうのも効果的です。

自分では伝わっているつもりでも、第三者から見ると「少し抽象的」「具体例があるともっとよい」と気づけることがあります。

また、面接前には録音して自分の志望動機を聞いてみるのもおすすめです。

話すスピードが速すぎないか、声が小さくなっていないか、結論がわかりやすいかを確認できます。

障害者雇用で面接を受ける場合は、志望動機だけでなく、配慮事項の伝え方についても事前に確認しておくと安心です。

たとえば、通院頻度、勤務時間、体調管理、苦手な環境、得意な作業などは、入社後のミスマッチを防ぐためにも大切な情報です。

ただし、面接では不安な点だけを伝えるのではなく、必要な配慮があればどのように安定して働けるのかをセットで伝えるようにしましょう。

自分だけで面接対策を進めることに不安がある方は、障害者向け職業紹介サイト「スグJOB」を活用する方法もあります。

スグJOBでは、求人紹介だけでなく、応募書類の作成や面接対策についても相談できます。

面接 志望動機に不安がある方は、1人で悩みすぎず、第三者の視点を取り入れながら準備を進めていきましょう。

日本人男性と女性の求職者が企業から内定通知を受け取り、笑顔で握手しているリアルな写真。オフィスの受付前

まとめ

面接での志望動機は、面接で非常に重要な質問の1つです。

企業は志望動機を通じて、応募者の入社意欲、企業理解、仕事への姿勢、長く働ける可能性を確認しています。

そのため、志望動機では「興味があります」「成長したいです」といった言葉だけで終わらせず、なぜその会社を選んだのか、自分の経験とどうつながるのか、入社後にどのように貢献したいのかを伝えることが大切です。

評価される志望動機を作るには、一貫性・具体性・入社意欲を意識しましょう。

転職理由と応募理由が自然につながっているか、企業の特徴と自分の経験が結びついているか、入社後に貢献したい内容が明確かを確認することが重要です。

また、面接では履歴書に書いた志望動機をそのまま読むのではなく、自分の言葉で具体的に補足することが求められます。

丸暗記ではなく、結論、理由、経験、入社後の貢献という流れを押さえておくと、落ち着いて話しやすくなります。

志望動機が思いつかないときは、応募企業に興味を持ったきっかけから考えてみましょう。

仕事内容、企業理念、職場環境、働き方、これまでの経験とのつながりを整理すると、自分らしい志望動機が見つかりやすくなります。

条件面が応募のきっかけになった場合でも、それだけで終わらせず、「長く働ける環境でどのように貢献したいか」まで伝えることが大切です。

前職への不満が転職理由にある場合も、そのまま話すのではなく、これから実現したい働き方に言い換えましょう。

面接官が知りたいのは、過去の不満ではなく、応募者が次の職場でどのように前向きに働きたいと考えているかです。

障害者雇用で転職活動を進める場合は、仕事内容だけでなく、職場環境や必要な配慮事項との相性も重要になります。

自分の強みや経験を整理したうえで、どのような環境であれば安定して働けるのかを考えておくと、面接でも伝えやすくなります。

面接 志望動機に不安がある方や、自分に合う求人がわからない方は、障害者向け職業紹介サイト「スグJOB」の活用もおすすめです。

スグJOBでは、希望条件や障害特性をふまえた求人紹介を受けながら、応募書類や面接対策についても相談できます。

自分らしく働ける職場を見つけるためにも、志望動機を丁寧に準備し、自信を持って面接に臨みましょう。

参考記事

志望動機の内容だけでなく、入退室や話し方、面接中のマナーもあわせて確認しておくと安心です。
面接全体の流れを押さえたい方は、以下の記事も参考にしてください。

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この記事の執筆者

村上 智之職業:愛知県委託事業 資格:障害者パソコン訓練(スクエアマイスターシューレ)校長
村上 智之職業:愛知県委託事業 資格:障害者パソコン訓練(スクエアマイスターシューレ)校長

2012年スクエアプランニング株式会社を設立。2016年より障害者パソコン訓練を愛知県の委託を受けて開始。人材ビジネス20年以上の経験をもとに様々な障害をお持ちの訓練生に対して社会進出、社会復帰のお手伝いをさせて頂いております。 今後もより多くの方に安心や自信を持って頂くことを念頭に、様々な情報発信をしていきたいと考えています。

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